本記事は、わたしが自作したMT5のインジケーターとChatGPTを組み合わせた独自のテクニカル+ファンダメンタル分析の結果となります。

関口
📢 注意喚起
本ページに掲載している内容は、公開時点のマーケットデータおよび公的発表情報、一般的なテクニカル分析手法を基にまとめたものであり、特定の銘柄・通貨の売買を推奨するものではありません。
暗号資産(仮想通貨)や外国為替取引は価格変動が非常に大きく、元本割れや想定を超える損失が生じる可能性があります。取引を行う際は、ご自身の判断と責任に基づき、最新の経済指標や政策発表、相場環境をご確認のうえ、十分なリスク管理を行ってください。
特に重要経済イベント(例:米CPI、FOMC、各国中銀の政策決定など)の前後は、市場が急激に変動する可能性が高いため、新規ポジションの建てやレバレッジ取引には十分ご注意ください。
要約
- USDJPY
- 短期(〜1週間):上昇バイアス(確信度 70)。根拠=D1のMA20/MA50 GC(10/3)、SQZMOMがプラス、直近の米FOMCでの25bp利下げ後も金利差は依然ドル優位、ただし政府機関閉鎖の影響で米指標の一時的な不確実性あり。(連邦準備制度理事会)
- 中期(〜1か月):レンジ〜上昇(確信度 60)。根拠=BoJは無担保翌日物金利を約0.5%に誘導継続、緩和寄りスタンスで金利差維持。DXYは直近97台後半へ弱含みで上下どちらにも振れやすい。(日本オープンジャッジ)
ファンダンタル分析結果
※期間=今週〜過去4週(JST表記)
- 2025/9/18–19 JST|FOMC(9/17米東部):0.25%利下げ決定・記者会見。ドット等はデータ次第で流動的。USDJPYには一時ドル安圧力→その後は金利差意識で下支えの解釈。(連邦準備制度理事会)
参照: Federal Reserve – Statement (Sep 17, 2025) / Press conf. transcript - 2025/9/19 JST|日銀金融政策決定会合:**翌日物金利を約0.5%**に誘導継続、ETF/J-REIT取り扱い方針等を併記。円金利の上振れ抑制→金利差は依然ドル優位。(日本オープンジャッジ)
参照: BOJ Statement on Monetary Policy(PDF) - 要人発言(直近2週):
- 9/23〜9/30 JST:パウエル議長ほか複数理事が経済見通しはデータ次第と発言。タカ/ハト混在だが、緩和路線への過度な期待を抑制。(連邦準備制度理事会)
- 米主要データ・スケジュール:
- 日本側データ:
- IIP(鉱工業生産)速報:8月=9/30公表、「方向感に乏しい」が先行きは9–10月増産見込み。円のファンダは中立〜弱。(経済産業省)
- 全国CPI:8月YoY 2.7%。次回9月分は10/23予定。(Investing.com)
- ESRI GDP:7–9月一次速報 11/17。時期外のため参考のみ。(ESRI Japan)
- ドル・リスクセンチメント指標:
- DXY:97.6–98台で軟調推移。ドル弱含みは一時的に円高圧力。(TradingView)
- VIX:16台で落ち着き(10/1)。リスクオン気味。(FRED)
- MOVE:水準は低位圏へ沈静化(参考ページ)。米金利ボラの縮小は為替ボラ低下方向。(Yahoo!ファイナンス)
- ポジション/フロー:
想定インパクトまとめ:
- 直近1–2週は米データ遅延リスク>テーマ。データ欠落=ポジション軽め/テクニカル主導化。CPI(10/15予定)・FOMC(10/28–29)前後はファンダ>テクニカル比重で警戒。
テクニカル分析結果(CSVに基づく/全履歴順解析)
※CSVヘッダ準拠。Timeframe整列=MN1→W1→D1→H4→H1→M15。Datetimeは昇順、全履歴参照。
- MA20/MA50クロス履歴(抜粋)
- D1:9/25 GC → 10/2 DC → 10/3 GC(頻繁に交錯=「戻り形成中」特性)
- H4:10/1 16:00 DC
- H1:10/3 06:00 GC
- MACDクロス履歴(抜粋)
- M15:10/2–10/3にGC/DCが交錯(短期ノイズ強)
- 直近値(最終行):
- Close 147.72|RSI 68.25|ADX 20.48|ATR 0.078|SQZMOM +0.20
- 解釈:RSIは買われすぎ手前、ADX20台=トレンド弱め、SQZMOMプラス=上昇モメンタム維持。
- Pivot(D1ベース)・MA群:画像とCSV整合で、148.20近辺にMA200(D1/赤/実線)・多重レジスタンス集中。
- MTF総評:
- MN1/W1:方向ニュートラル〜やや下向きの滞留
- D1:GC再点灯で上向き試し
- H4/H1/M15:反発継続だが加熱感あり
抽出は
/mnt/data/USDJPY#_20251003_140049.csv
より。
(解析はあなた指定のCSVファイル解析ルールに則り実施)
画像テクニカル分析結果(H1、GMT+3)
- 日足雲:価格は雲内部へ回帰(「雲の中」)。上抜ければ上昇継続のシグナル強化、下抜けなら反落再開のリスク。
- MA(色・太さ規則に準拠):
- D1/MA200(赤/太)≈ 148.2 に頭打ちリスク。
- H4/MA100–200 とH1/複数MA が密集=レジスタンス帯。
- 回帰/標準偏差チャネル:下限からの反発波継続、白点線の上昇チャネル内で推移。
- シグナル重複:MA20/50の交錯点が紫の上値トライ(ペナント様)に重なり、上抜けなら一段高、失敗なら戻り売り。
重要水準
- レジスタンス:148.20(D1/MA200/赤/実線)/149.00(心理)/149.50(W1高値帯)
- サポート:147.00(直近安値・雲下辺手前)/146.50(日足雲下限目安)
- イベント境界:10/15 CPI、10/28–29 FOMC(前後±24hはテクニカル鈍化)。(労働統計局)
トレードプラン仮説(if–then)
ロング(優先)
- If:148.20(D1/MA200/赤)を終値で明確上抜け
- Then:149.00 → 149.50 へ段階利確
- SL:147.00割れ
- 期待値背景:D1のGC再点灯+SQZMOMプラス、DXYの反発余地。(TradingView)
ショート(戻り売り)
- If:148.20上抜け失敗+H1で陰線包み等の反転確定
- Then:147.00 → 146.50 で利確
- SL:148.50上抜け
- 期待値背景:RSIの70接近、H4のDC残存。
運用メモ
- データ遅延(政府閉鎖)期はポジション軽め、利確はタイト。CPI/FOMCの直前直後±24hはファンダ>テクニカル。(Investopedia)
参照ソース一覧
- TradingView|Economic Calendar (TradingView)
- BLS|CPIリリーススケジュール / CPIホーム Next Release 10/15 (労働統計局)
- BEA|直近リリース一覧(GDP確報、PCE等) (経済分析局)
- FRB|FOMC声明 9/17/2025 / 会見原稿PDF / FOMC日程 (連邦準備制度理事会)
- 要人発言: Powell 9/23/2025 / Jefferson 9/30/2025 / Bowman 9/26/2025 (連邦準備制度理事会)
- 日本: BOJ声明 9/19/2025(PDF) / ESRI GDPスケジュール / 統計局CPIスケジュール / METI IIP 8月速報 (日本オープンジャッジ)
- DXY/VIX/MOVE: DXY(TradingView) / VIX(FRED) / MOVE(Yahoo Finance) (TradingView)
- CFTC COT: CFTC COTポータル/金融先物ショート報告(9/23付) (cftc.gov)
- ETFフロー: ETF.com:9月の大型流入・GLD流入言及 / GLD関連記事まとめ (etf.com)
- 米政府閉鎖のCPI遅延リスク報道: Investopedia (Investopedia)
結論
- テクニカルは「148.20(D1/MA200)突破の可否」が分岐。
- ファンダメンタルはCPI(10/15)・FOMC(10/28–29)へ向けてデータ不確実性>ポジション縮小→テクニカル主導の地合い。
- よって戦略は、148.20終値ブレイクは順張りロング/失敗は戻り売りで淡々と。イベント前後はファンダ>テクニカル配分に切り替え、損切りを機械的に運用するのが期待値高め。
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