本記事は、わたしが自作したMT5のインジケーターとChatGPTを組み合わせた独自のテクニカル+ファンダメンタル分析の結果となります。

関口
📢 注意喚起
本ページに掲載している内容は、公開時点のマーケットデータおよび公的発表情報、一般的な分析手法を基にまとめたものであり、特定の銘柄・通貨の売買を推奨するものではありません。
暗号資産(仮想通貨)や外国為替取引は価格変動が非常に大きく、元本割れや想定を超える損失が生じる可能性があります。取引を行う際は、ご自身の判断と責任に基づき、最新の経済指標や政策発表、相場環境をご確認のうえ、十分なリスク管理を行ってください。
特に重要経済イベント(例:米CPI、FOMC、各国中銀の政策決定など)の前後は、市場が急激に変動する可能性が高いため、新規ポジションの建てやレバレッジ取引には十分ご注意ください。
要約
- 短期(〜1週間):上昇バイアス優位だが上値は重いレンジ拡張型。152.50近辺から153.20(D1 R1)再テスト→上抜けなら153.73/154.47へ。確信度 62/100。
根拠:H4/H1はMA20>MA50かつMACD>Signal(H1のみ直近デッド寄り)・ADX(H4)=68.6でトレンド強、D1ピボットは上方バイアス。CSV計算より。 - 中期(〜1か月):上昇維持〜高位レンジ(149.00–154.50)想定。BOJの政策シグナルと米CPI/米GDP/FRB見通しで振れ幅拡大あり。確信度 55/100。
根拠:W1/D1のMA20>MA50・MACD>Signal、月足はトレンド転換の踊り場(MA20<MA50、MACD<Signal)。
ファンダメンタル分析結果(直近1か月)
- 米CPIスケジュール:9月分は10/15 8:30ET、10月分は11/13 8:30ET。CPIはUSD/JPYの方向性を左右(インフレ→利下げ観測の強弱)。【出典: BLS 】 (Bureau of Labor Statistics)
- 米GDP:10/30に3Q25Advance、10/31にPCE(9月分)。ドル金利観測に直結。【出典: BEA Release Schedule 】 (経済分析局)
- FOMC/SEP:9/17FOMCは景気減速・インフレやや高止まりと記述。併せて資料公開。足元の緩和方向の思惑とドル金利の引き合いが混在。【出典: FRB声明 / SEP 】 (連邦準備制度理事会)
- ECB:9/11は据え置き。ユーロの重さ→相対的なドル高要因。【出典: ECB決定 / 要約 】 (European Central Bank)
- BoE:MPS日程は公表通り。ポンドサイドの動揺はクロス円経由の円売り/買いに波及。【出典: BoE MPC日程 】 (イングランド銀行)
- 日銀:10/6の地域経済報告(さくらレポート)公表、10/3上田総裁講演。足元の円安を背景に政策メッセージへの注目度が上昇。【出典: BOJ地域経済報告(要旨) / 上田総裁講演10/3 】 (日本オリンピック委員会)
- 総務省CPI/内閣府GDPスケジュール:7–9月期一次速報 11/17(JST)。国内マクロの見通し改善or悪化で円金利観測に波及。【出典: ESRI GDP予定 】 (ESRI Japan)
- METI 鉱工業生産:8月速報 9/30公表(9–10月は増産見込み)。国内景況の底入れ観測。【出典: METI IIP 】 (経済産業省)
- 要人発言:円急落で加藤財務相がボラ警戒。為替介入リスクの示唆。市場は神経質。【出典: Reuters要旨 / TradingView経由Reuters速報 】 (Reuters)
- 相場地合い:ドル高・円安が加速、ドルは年初来で最良週ペース。短期のUSD買いフロー優位。【出典: Reuters本日 】 (Reuters)
- CFTC COT:政府閉鎖の影響で10/1以降の新規COTは未公表。直近は9/23付まで閲覧可(JPY/BTC/金を含む)。新しいポジションデータが欠落している点は注意。【出典: CFTC告知 / CME短縮版(9/23付)】 (CFTC)
- DXY/VIX/MOVE:DXYはICEの指数(USDX)。VIXはS&P500の30日先行ボラ、MOVEは米金利のボラ指標でリスクオン/オフの地合い監視に必須。足元は政策・政治ノイズでボラ警戒。【出典: ICE USDX商品解説 / Cboe VIX / ICE MOVE解説 】 (theice.com)
- TradingView経済カレンダー(USD/JPY):今週〜過去4週の米雇用/物価/日銀関連イベント確認用。トレード当日も再確認を推奨。【出典: TradingView USDJPYカレンダー 】 (TradingView)
テクニカル分析結果(CSV+画像)
前提:CSVは各タイムフレーム50本の履歴。下記は古い→新しい順に検出し、直近状態を要約。画像仕様(H1表示、D1雲、回帰/標準偏差チャネル多重・前日D1ピボット)を照合。
マルチタイムフレーム(MTF)概況(直近)
- MN1(月足):Close 152.50。MA20<MA50、MACD<Signal、ADX<20(トレンド弱)。上位足は“高所もみ合い”。
代表レベル:149.32(MN1/MA20/シアン)、149.86(MN1/MA50/ロイヤルブルー)、146.48(MN1/MA100/黄)、135.29(MN1/MA200/赤)。 - W1(週足):MA20>MA50・MACD>Signal・ADX=27.0。上昇基調の維持。
レベル:148.09(W1/MA20/シアン)、146.33(W1/MA50/ロイヤルブルー)。 - D1(日足):MA20>MA50・MACD>Signal・ADX=26.2。
前日比ピボット(当日有効):PP=152.472, R1=153.212, R2=153.733, R3=154.473, S1=151.951, S2=151.211, S3=150.690。
画像の灰色「日足雲」は上限突破済み(価格は雲上で推移)。 - H4:MA20>MA50・MACD>Signal・ADX=68.6とトレンド強。短期スイングは上有利。
レベル:151.35(H4/MA20/シアン)、149.18(H4/MA50/ロイヤルブルー)。 - H1:MA20>MA50だがMACD<Signal、ADX=19.3で一服感。**152.66(H1/MA20/シアン)**が直近の押し/支え、**151.86(H1/MA50/ロイヤルブルー)**が二段目の押し。
- M15:MA20<MA50へ傾き、MACD>Signal・ADX=34.6。短期はノイズ大。
連続性チェック(CSV全履歴):
- MACD上昇連続:H4/D1/W1で継続、H1は減速。
- SQZMOM:MN1/W1/D1/H4はプラス域継続、H1は小さくマイナス転化(モメダイバ警戒)。
- VWAP(累積):直近VWAPはH1≒152.4〜152.6帯で推移。価格は概ねVWAP上 → 買い優位維持。
チャート画像(仕様準拠)の着眼点
- 日足雲:雲上維持/上限突破済み。トレンド優位。
- 標準偏差チャネル:H1の白点線上限付近で横ばい→一旦の伸び悩み→押しの入りやすい形。
- 回帰/チャネル(H4/D1):上辺タッチ後の“斜め持ち合い”を示唆。
- 前日D1ピボット:現在値はPP(152.47)〜R1(153.21)帯の往復を想定しやすい配置。
トレードプラン仮説(if-then)
(発表12〜24時間前後は**ファンダ重み↑**に切替)
A)ブレイク・ロング
- If:H1で153.21(D1 R1)上抜け・1時間実体確定、かつH1 MACDがSignal再上抜け
- Then エントリー:153.25–153.35で分割買い
- 利確1:153.73(R2)、利確2:154.47(R3)
- 損切り:152.65(H1/MA20/シアン)明確割れ or 152.47(PP)下抜けで撤退
- 備考:H4 ADX高水準の追い風。イベント直前はサイズ半分。
B)フェイル・ショート(戻り売り)
- If:153.21(R1)〜153.30で上ヒゲ+H1/M15のベアクロス(MACDデッド)
- Then エントリー:153.10–153.25で段階的にショート
- 利確1:152.47(PP)、利確2:151.95(S1)
- 損切り:153.75(R2)超え/クローズ
- 備考:財務相発言や介入観測ヘッドラインはショートの追い風だが、踏み上げリスクは常に管理。
C)押し目買い(トレンド追随)
- If:152.65(H1/MA20)〜152.47(PP)帯で反転ローソク+MACDゴルクロ
- Then:152.55〜152.65買い、目標153.21→153.73、損切り152.30割れ。
D)下方ブレイク
- If:**151.95(S1)**をH1実体で割り込み、H1 ADX>20へ再加速
- Then:151.90〜151.80ショート、目標151.21(S2)→150.69(S3)、損切り152.20復帰。
リスク・注意点
- 政策サプライズ:日銀の示唆(10月発言/会合観測)、為替介入は常にシナリオ崩し。財務相ヘッドラインは即時警戒。 (TradingView)
- 米指標:10/15 CPI、10/30 GDP(Advance)、10/31 PCEで方向急変リスク。 (Bureau of Labor Statistics)
- COT空白:政府閉鎖により最新ポジション情報が欠落—逆張りの過熱検知が難しい。 (CFTC)
- グローバル不確実性:VIX/MOVE上振れ局面は円の巻き戻し(リスクオフ円買い)を誘発しやすい。 (Cboe Global Markets)
参照ソース一覧(直近1か月・公的中心)
- TradingView:USDJPY経済カレンダー (TradingView)
- BLS:CPIスケジュール (Bureau of Labor Statistics)
- BEA:リリーススケジュール(GDP/PCE) (経済分析局)
- FRB:FOMC声明(9/17) / SEP(プロジェクション) (連邦準備制度理事会)
- ECB:9/11政策決定 (European Central Bank)
- BoE:MPS/MPC日程 (イングランド銀行)
- BOJ:地域経済報告(10/6) / 上田総裁講演(10/3) (日本オリンピック委員会)
- ESRI:四半期別GDP予定 (ESRI Japan)
- METI:鉱工業生産 (経済産業省)
- Reuters:ドル高・円安(本日) (Reuters)
- Reuters要旨:為替ボラ警戒 (TradingView)
- CFTC:COT(10/1以降停止告知) / COT(9/23付最終) (CFTC)
- ICE:USDX(DXY) / Cboe:VIX / ICE:MOVE (theice.com)
結論
- テクニカルはH4/D1の上昇優位が明確、H1だけ一服。D1ピボット152.47/153.21が短期の分水嶺。
- ファンダは“ドル高・円安”の風圧が続く一方、日銀・財務省の発言/介入観測が“上値を時折叩く”構造。
- よって、基本は押し目買い+ブレイク追随、ただしR1〜R2での失速には即時反転短期ショートを準備。イベント前後はサイズ半分・SL厳守で臨むのが理にかなう。
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