USDJPYは戻り売り優勢か: BOJ正常化とH4下降トレンドをCIで統合 2025年12月17日

usdjpy_20251217 AI分析

本記事は、わたしが自作したMT5のインジケーターとChatGPTを組み合わせた独自のテクニカル+ファンダメンタル分析の結果となります。内容はデイトレ・スイング目線の分析となります。

本文内の用語


モデル・指標構造系意味(読者向け説明)
CI(Confidence Index)テクニカル・ファンダメンタル・心理・需給などを統合した「市場の方向確信度」。50以上で方向感あり、50未満で方向感が掴めない状況。
TC(Technical Component)テクニカル分析要素の総合スコア。短期的な価格構造を表す。
FC(Fundamental Component)マクロ経済・金利・政策などの影響を数値化した層。中期的視点。
SF_N(Sentiment/Flow Layer)ニュース・ETFフロー・SNS心理の短期センチメント。
CBA_N(Cross-Asset Layer)他資産(株、金、債券など)との関連性を反映。
uncertainty_weight不確実性補正。市場の整合性が高いほど1に近づき、CIを押し上げる。
pattern_scoreチャート形状の寄与度(例:ブレイク、レンジ、チャネル)。
Bayesian-NN(ベイズニューラルネット)不確実性を定量化するためのAI手法。単なる平均ではなく信頼区間を出す。
Fail-Fastポリシーモデルの信頼性が低いときは即座に出力を棄却する安全機構。

【テクニカル分析系】意味(読者向け説明)
MA(移動平均線)過去の一定期間の平均価格。トレンドの方向や勢いを確認する基本指標。
RSI(相対力指数)買われすぎ・売られすぎを数値化した指標。70以上で過熱、30以下で売られすぎ。
MACDトレンドの勢いと転換点を示すオシレーター。線の交差で売買シグナルを見る。
ADX(平均方向性指数)トレンドの強さを示す指標。25以上なら強いトレンド。
ATR(平均真の変動幅)市場のボラティリティ(値動きの荒さ)を測る。大きいほど値動きが激しい。
Donchianチャネル一定期間の高値・安値の範囲。レンジの上下限を可視化する。
ボラティリティ値動きの振れ幅。トレードリスクの尺度として重要。
LCZ(Liquidity Concentration Zone)流動性が集中する価格帯。ストップロスや利確が集まりやすいゾーン。

【ファンダメンタル・マクロ系】意味(読者向け説明)
Fed(連邦準備制度理事会)アメリカの中央銀行。政策金利を上下させて景気やインフレを調整する。決定は世界中の相場に影響する。
利上げ(Rate Hike)中央銀行が政策金利を上げること。景気の過熱やインフレを抑えるために行う。→ 通常は株やBTCなどリスク資産にマイナス(資金が高金利通貨や債券に戻る)。
利下げ(Rate Cut)政策金利を下げること。景気刺激や信用緩和を目的に行う。→ 一般的には株・BTCなどリスク資産にプラス(資金が市場に戻る)。
QT(Quantitative Tightening, 量的引き締め)中央銀行が保有資産を減らし、市場の資金を吸収する政策。利上げと組み合わせて金融を引き締める。
QE(Quantitative Easing, 量的緩和)QTの逆。資産を買い入れて市場に資金を供給する。金融緩和の一環。
CPI(消費者物価指数)物価の上昇率を示す指標。高いほどインフレが進んでおり、利上げ方向の圧力になる。
PCE(個人消費支出価格指数)Fedが特に重視するインフレ指標。CPIより変動が穏やか。
失業率(Unemployment Rate)労働市場の過熱を示す。低すぎるとインフレ懸念で利上げ圧力、高すぎると利下げ方向。
ETFフロー(ETF Flow)ETF(上場投資信託)への資金流入出。インフロー=買い需要、アウトフロー=売り圧力。
AUM(運用資産残高)ETFなどが運用している総資産額。資金動向を把握する指標。
クジラ(Whale)大口投資家。売買が相場を一時的に大きく動かすことがある。
センチメント(Market Sentiment)投資家全体の心理状態。恐怖・強欲・楽観などの“群集心理”。
Extreme Fear(極度の恐怖)投資家がリスクを避ける状態。短期的には売られすぎのサインになることも。
リスクオン/リスクオフ(Risk-on / Risk-off)投資家がリスクを取りに行く/避ける姿勢。リスクオンでは株やBTCが上昇し、リスクオフでは資金がドルや国債に逃げる。

【トレードプラン関連】意味(読者向け説明)
Entry(エントリー)ポジションを取る価格。
TP(Take Profit)利確目標。
SL(Stop Loss)損切りライン。
リスクリワード比利益幅と損失幅の比率。1:1以上が望ましい。
ゴールデンクロス/デッドクロス短期移動平均が長期移動平均を上抜く/下抜くシグナル。

【分析思想・メタ用語】意味(読者向け説明)
共鳴(Resonance)異なる情報層が同じ方向を示すこと。tradeAdviserの中核概念。
整合性(Coherence)各理論の一貫性。市場が素直に反応している状態。
ノイズ支配(Noise Dominant)指標が噛み合わず、短期イベントで価格が乱れる状態。
再現性(F値)過去に同じ条件で同様の結果が出た割合。信頼度の定量指標。

関口
関口

📢 注意喚起

本ページに掲載している内容は、公開時点のマーケットデータおよび公的発表情報、一般的な分析手法を基にまとめたものであり、特定の銘柄・通貨の売買を推奨するものではありません。

暗号資産(仮想通貨)や外国為替取引は価格変動が非常に大きく、元本割れや想定を超える損失が生じる可能性があります。取引を行う際は、ご自身の判断と責任に基づき、最新の経済指標や政策発表、相場環境をご確認のうえ、十分なリスク管理を行ってください。

特に重要経済イベント(例:米CPI、FOMC、各国中銀の政策決定など)の前後は、市場が急激に変動する可能性が高いため、新規ポジションの建てやレバレッジ取引には十分ご注意ください。

要約

  • 対象: USDJPY(代表バー=H1の最新: 2025-12-17 02:00)終値 154.7640
  • 短期(H1〜H4)下目線(戻り売り優勢)
  • 中期(D1)上昇トレンドの押し目中だが、当面は上値が重い(D1はMA20下・MA50上で“分岐”)
  • 統合CI53.63 / 100(90%CI: 50.30–56.96) → “優位は小〜中、イベントで反転しやすい”領域

ファンダメンタル分析

金融政策(policy)

  • BOJ: 0.75%近辺への利上げ観測と、追加利上げ継続の示唆が強く、円高(USDJPY下押し)材料。 (Reuters)
  • FRB: 直近で利下げしつつも、先行きは“減速(=利下げペース鈍化)”示唆があり、ドルの下支え要因にもなる。 (Reuters)
    → 金利差は“縮小方向”の材料が優勢だが、FRBの「早すぎる緩和に慎重」論も混在。

マクロ(macro)

  • 日本: 大型の補正予算・財政刺激は成長下支え期待と同時に国債需給/金利観測に影響。足元は金利上昇観測も絡み、円の下支え要因になりやすい。 (Reuters)
  • 米国: 長期金利が再び意識される局面は、短期的にドルを支えやすく、USDJPYの下げを“鈍らせる”方向に働き得る。 (Reuters)

リスク(risk)

  • VIX(MDPI-NewsSentiment層のみ使用): 16.5前後で“過度な恐怖”ではないが、リスクイベント前の変動には注意。 (Cboe Global Markets)
  • 介入警戒や閾値言及(例: 160近辺)などは、相場の上方向を抑えやすい。 (Reuters)

フロー(ETF flow)

  • FXはETFフローが直接の説明変数になりにくい一方、**金利差トレードの巻き戻し(=円買い戻し)**が出る局面では“下げが加速→急反発”が混在しやすい(ストップ連鎖に注意)。

総括(Fundamentals): BOJの正常化(円高)とFRBの緩和の“方向性”が噛み合い、USDJPYは下方向が基調。ただし米長期金利やFRBのタカ寄り発言が出ると戻りが速い

出典リンクリスト(Fundamentals)

  • Reuters: BOJ利上げ観測/正常化継続 (Reuters)
  • Reuters: FRB利下げと今後の鈍化示唆 (Reuters)
  • Reuters: 日本の補正予算・金利観測 (Reuters)
  • Reuters: 米長期金利の動き (Reuters)
  • Reuters: 為替介入警戒(160目安など) (Reuters)
  • Cboe / FRED: VIX水準 (Cboe Global Markets)

テクニカル分析

マルチTFの地合い

  • H4: 154.7640は H4 MA20=155.2536 を明確に下回り、RSI=37.11 / ADX=32.11 で“下落トレンド優勢”。
  • H1MA50=155.0131 の下、RSI=46.23で中立寄り。下落の勢いはH4より弱く、下で揉み合い(ショート利確と逆張りが混在)

指標スナップ(代表=H1)

  • 価格: 154.7640
  • VWAP(当日/20h): 154.7399 / 154.7478(=足元はVWAP近辺で“薄い均衡”)
  • Ichimoku(H1): 転換=154.7385 / 基準=154.8040(終値は基準線下→上値が重い)
  • ドンチャン(自動選択): 期間=10(レンジ/転換局面寄りのため短め優先)
    • 上限 154.9140 / 下限 154.4570

需給・モメンタム

  • CMF(20) -0.015 で、強い買い支えは見えにくい(ただし極端な売り圧でもない)。
  • SQZMOM: H4=-0.5879 / D1=-0.9193 → “下方向の圧”が残りやすい配置。

チャート形状(画像寄与・非干渉)

  • pattern_score = -0.05(下降チャネル内で戻りが鈍い想定。TCへの寄与は**-0.0015**に制限)
  • cba_stability = 0.56(CBA_N補完の上限 +0.05 ルール内で適用)

(擬似SHAP寄与・方向=下)

  • H4トレンド/MA乖離: 0.30
  • オシレーター(RSI/MACD): 0.18
  • 重要水平(直近高値155.8910・安値154.3870): 0.22
  • VWAP/一目均衡: 0.15
  • フロー系(CMF/OBV): 0.10
  • 画像寄与(pattern_score): 0.05(上限管理済)

総括(Technicals)H4主導で下。ただし 154.3870(直近48h安値) が割れない限り、H1は“戻し→再下落”の往復になりやすい。


トレードプラン

前提: ATR_eff = 0.3694(=max(H1 ATR 0.2161, H4 ATR 0.3694))

メイン(戻り売り)

  • 売りエントリー155.1000(目安:H1 MA50=155.0131〜H4 MA20=155.2536 の戻り帯)
  • SL155.6200(H4 MA50=155.5701の上・ノイズ吸収で約1.4×ATR_eff)
  • TP1154.4200(LCZ下端〜直近安値154.3870近辺)
  • TP2153.9000(下抜け追随:+約3×ATR_effの伸びを想定)

LCZ(流動性ゾーン)

  • 下側: 154.3500–154.5500(安値・ドンチャン下限・ストップが溜まりやすい)
  • 上側: 155.1500–155.3500(戻り売り・反発否定が起きやすい)

プラン否定(実数で明示)

  • H4で155.6000上に定着(またはSL=155.6200到達)→ 戻り売り優位は崩れ

代替(割れ追随のショート)

  • 売りストップ154.3400(154.3870割れ確認後)
  • SL154.7600
  • TP153.7000

リスク・不確実性

  • Bayesian不確実性(CI): 53.63(90%CI: 50.30–56.96 / 95%CI: 49.65–57.61)
  • イベントリスク: BOJの利上げ/ガイダンス、FRBの“利下げ停止/再加速”示唆で、1日で方向が反転し得る。 (Reuters)
  • VIX: 16台は平常域寄りだが、イベント前後で“瞬間上振れ”が起きると、USDJPYは下に走ってから急反発が増える(ストップ管理優先)。 (Cboe Global Markets)

結論

  • テクニカルはH4主導で下、ファンダはBOJ正常化寄りで円高バイアス。一方で米金利やFRBトーンで戻りも速いため、**「戻り売り + 明確な否定ライン」**が最適。
  • 統合CI=53.63は“強い確信”ではないので、155.60超で潔く撤退、割れたら追随、がブレにくい。

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