本記事は、わたしが自作したMT5のインジケーターとChatGPTを組み合わせた独自のテクニカル+ファンダメンタル分析の結果となります。

📢 注意喚起
本ページに掲載している内容は、公開時点のマーケットデータおよび公的発表情報、一般的な分析手法を基にまとめたものであり、特定の銘柄・通貨の売買を推奨するものではありません。
暗号資産(仮想通貨)や外国為替取引は価格変動が非常に大きく、元本割れや想定を超える損失が生じる可能性があります。取引を行う際は、ご自身の判断と責任に基づき、最新の経済指標や政策発表、相場環境をご確認のうえ、十分なリスク管理を行ってください。
特に重要経済イベント(例:米CPI、FOMC、各国中銀の政策決定など)の前後は、市場が急激に変動する可能性が高いため、新規ポジションの建てやレバレッジ取引には十分ご注意ください。
要約
- 短期(1週間程度):上昇トライをしやすい局面。ただしチャネル上限など強い抵抗が近いため、突破できるかが鍵。調整リスクも併存。確信度 65%。
- 中期(1〜4週間):上抜けできれば強い上昇モメンタムにつながる可能性あり。一方で米インフレ指標次第で利回り上昇 → 金の重し、という逆シナリオも。確信度 55%。
ファンダ材料(日時 / 想定インパクト)
日時(予想または確認済み) | 内容 | 想定インパクト(金価格) |
---|---|---|
2025/09/11(米国) | U.S. CPI(前年同月比)2.9%(予想通り)(Investing.com) | インフレが高止まり感 → 利下げ期待を部分的に抑制。金価格の上昇圧力にはなるが、思惑ほど強くはならない可能性。 |
近い将来(10月末前後) | 次回の FOMC 会合および Fed 要人発言多数予定 (Reuters) | 声明内容や「利下げペース」「見通し」が金にとって大きな動意材料。支持的なら上抜け、慎重な姿勢なら調整へ。 |
最近 | 利下げ期待+ドルの一部弱含み+地政学リスクなどが金を支えており、各銀行が金の見通しを上方修正している(Reuters) | 上抜けのムードを助長。 |
テクニカル所見
- 採用されるポイント
- 上昇チャネル(黄色の傾斜チャネル)中段~上段を現在価格が試しており、短期 MA 群(移動平均線)が上向きで順に整ってきている。
- 直近高値(チャート上 “High” 表示)への接近。勢いが強いため、ブレイクアウトの試しが入りやすい。
- 懸念されるポイント、調整シグナル
- チャネル上限附近には赤いレジスタンス帯が見える。ここで上ヒゲを付けたり、ヒストリカルな「跳ね返しポイント」が複数ある。
- 加えて、MACD や短期タイムフレームでの勢いが過熱気味かもしれない(チャート内での反転シグナルに注意)。
- 調整が入るとすればチャネル中間線かサポート MA 群まで。
重要水準(価格帯)
以下は過去のチャートの視認・テクニカル線(チャネル、MA, レジスタンス/サポート)を参考にした具体的価格帯。通貨単位は USD/オンス想定。
種別 | 水準(概算、チャートから読み取れる帯域) |
---|---|
レジスタンス(上の壁) | 約 $3,740–$3,770:チャネル上限+過去高値の近辺。 |
もうひとつ上の強い抵抗ゾーン | 約 $3,800–$3,820:銀行予測でもこの辺りが次の目標帯になってきている。(The Australian) |
サポート中/調整域 | 約 $3,640–$3,660:チャネル中間線近辺。 |
強めのサポート下限ゾーン | 約 $3,550–$3,600:チャネル下限+長期 MA 群近辺。 |
トレードプラン仮説 & リスク管理
戦略 | Entry 条件 | 利確目標(TP) | ストップロス(SL) |
---|---|---|---|
ロング戦略 A(上抜け狙い) | 価格が $3,770 を明確に上抜け/終値でもそこを維持。加えて Fed 要人発言などで利下げ支持的な材料が出る。 | 第一目標: $3,820〜$3,850、もし勢いあればさらに $3,900 近辺まで。 | $3,700 以下(上抜け失敗と判断できるレベル)、あるいはチャネル上限直下での反転サイン出たら切る。 |
ロング戦略 B(押し目買い) | 上昇が一時調整し、$3,640〜$3,660 のゾーンでサポート確認。反発のローソク足パターンなど。 | $3,740〜$3,770 付近。 | 押し目買い失敗なら $3,600 を割れるかどうかをストップ基準に。 |
ショート戦略(調整狙い) | 新たなレジスタンス(例 $3,740~$3,770)で反転サイン出現、MACD デッドクロスなど勢い鈍化確認。 | ターゲット $3,640–$3,600 のサポート帯、最悪でもチャネル下限近く。 | 上抜き確定($3,800 を超える終値)など、「上昇継続」と判断するサインがあれば損切り。 |
リスク管理
- 指標発表前後のポジションは小さめに。スプレッド拡大・滑りやすさあり。
- 実質金利動向(名目金利 − インフレ率)を常にウォッチ。これが金の重しになること多し。
- ドルの指数(USD Index)の動き。ドル強化は金マイナス圧力。
- ボラティリティが急増する可能性あり。SL/TP は余裕を持たせるべき。
- ポジションサイズは口座規模の 1–2% を上限に。
結論
今のところ、金は「上を目指す地力」があるフェーズ。短期的には $3,740~$3,770 を試す展開、そのあたりで反応がどう出るかが鍵。ここを突破できれば $3,800 以上の新たな抵抗帯まで行く可能性大。逆にこのレベルで跳ね返されるなら調整局面入りで $3,640~$3,600 のサポート帯を見に行く展開。
昨日の見通し結果考察
シナリオA:上抜け狙い
抵抗チャネル上限($3,700〜)を上抜け → 高い出来高 or 強い陽線での突破
利確:上抜け後の次の心理的節目/過去高値($3,800 / 4,000見込みも)損切:抜け失敗したら戻り売りライン辺りでのストップ(少し守りを厚く取る)
ここに向かっているように見える。
今の抵抗帯を抜ければ、$3,800が見えてくるか?
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