本記事は、わたしが自作したMT5のインジケーターとChatGPTを組み合わせた独自のテクニカル+ファンダメンタル分析の結果となります。

関口
📢 注意喚起
本ページに掲載している内容は、公開時点のマーケットデータおよび公的発表情報、一般的なテクニカル分析手法を基にまとめたものであり、特定の銘柄・通貨の売買を推奨するものではありません。
暗号資産(仮想通貨)や外国為替取引は価格変動が非常に大きく、元本割れや想定を超える損失が生じる可能性があります。取引を行う際は、ご自身の判断と責任に基づき、最新の経済指標や政策発表、相場環境をご確認のうえ、十分なリスク管理を行ってください。
特に重要経済イベント(例:米CPI、FOMC、各国中銀の政策決定など)の前後は、市場が急激に変動する可能性が高いため、新規ポジションの建てやレバレッジ取引には十分ご注意ください。
要約
- 短期(〜1週):レンジ調整/上昇一服(確信度 68)
→ H1でADX低下・SQZMOMマイナス転落、短期モメンタム鈍化。Pivot 3860が攻防線。 - 中期(〜1か月):上昇トレンド維持(確信度 70)
→ MN1/W1/D1はMA20>50を継続、ADX強勢・RSI過熱のまま。COTも投機筋ロング高水準で上昇バイアスは維持。
ファンダメンタル分析結果
- 米CPI:次回 10/15 21:30JST。ゴールドに直結するインフレ指標。(BLS)
- 米GDP:10/31 21:30JST Q3速報。(BEA)
- FOMC(9/17):据え置き。SEPはターミナル近接。(FRB SEP)
- ECB(9/11):据え置き。次HICPは10/17予定。(ECB)
- BoE(9/18):据え置き。要人発言でインフレ粘着性懸念強調。(BoE PDF)
- 日銀(9/19):タカ派シフト示唆。都区部CPI2%超。(Reuters)
- CFTC COT(金先物):9/23時点 投機筋ネットロング266,400(高水準維持)。過熱気味ながら強気バイアス。(CFTC)
- VIX/MOVE:VIX低位、MOVE上昇=株安定・金利変動リスク。(Cboe)
- BTC ETFフロー:9/29 +518Mの流入など日替わり。リスク選好に影響。(Farside)
想定インパクト:
米CPIが最大。金の方向性は「実質金利低下→上昇」「ドル高→上値抑制」の綱引き。直近は中立〜やや追い風。
テクニカル分析結果
- MN1/W1/D1:MA20>50、ADX=50〜80、RSI=79〜90 → 強トレンド・買われ過ぎ域。
- H4:MA20>50維持。ADX=52、RSI=64。モメンタムはやや鈍化。
- H1:MA20=3871, MA50=3854 → 強気配列維持。ただしADX=19.7(トレンドレス化)、RSI=54中立、SQZMOM -9.1でモメンタム反落。
- Pivot(D1):PP=3860、R1=3889、S1=3810。現値3869はPP上・R1下。
- チャネル/雲:H1回帰チャネル上抜け失敗後の調整。日足雲は大きく下方→中期は上昇トレンドの上維持。
重要水準
- サポート:3860(Pivot)、3845(H1/MA50)、3810(S1)。
- レジスタンス:3889(R1)、3919(R2)。
- 雲位置:日足雲の上。
- クロス履歴:直近クロスなし、全TFでMA20>50・MACD>Signal維持。
- インジ推移:上位は強気維持、短期はADX低下・SQZMOM反落。
トレードプラン仮説(if–then)
ロング戦略
- if 3860〜3845で下支え+H1 MACDが再びSignal上抜け → then ロング、TP=3889→3919、SL=3835。
- if 3889をH1終値でブレイク → then ロング追随、TP=3919、SL=3875。
ショート戦略
- if 3885〜3895で上ヒゲ連発+ADX低下+RSI反落 → then 軽ショート、TP=3841→3810、SL=3905。
- if 3860割れ(Pivot崩壊)+ADX上昇 → then ショート、TP=3810、SL=3875。
参照ソース一覧
結論
- 短期は調整レンジ:H1のモメンタム鈍化・ADX低下・SQZMOMマイナスが明確。Pivot 3860が攻防線。
- 中期は強気維持:MN1〜D1はMA20>50、ADX強、RSI高止まり。COTも投機筋ロング高水準で強気バイアスを裏付け。
- 戦略の要点:押し目は3860〜3845で拾う、3889突破は追随。Pivot割れは3810目標のショートに切り替え。
- イベント前リスク:10/15米CPI・10/31米GDPの前後24hは必ずポジションサイズ縮小&ストップ厳守。
次の行動としては「Pivot3860を守るか否か」が最大の焦点です。守れば再上昇シナリオ、割れれば調整シナリオ。このラインに張り付いて待ち構えるのが、今の最適戦術です。
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