本記事は、わたしが自作したMT5のインジケーターとChatGPTを組み合わせた独自のテクニカル+ファンダメンタル分析の結果となります。

📢 注意喚起
本ページに掲載している内容は、公開時点のマーケットデータおよび公的発表情報、一般的なテクニカル分析手法を基にまとめたものであり、特定の銘柄・通貨の売買を推奨するものではありません。
暗号資産(仮想通貨)や外国為替取引は価格変動が非常に大きく、元本割れや想定を超える損失が生じる可能性があります。取引を行う際は、ご自身の判断と責任に基づき、最新の経済指標や政策発表、相場環境をご確認のうえ、十分なリスク管理を行ってください。
特に重要経済イベント(例:米CPI、FOMC、各国中銀の政策決定など)の前後は、市場が急激に変動する可能性が高いため、新規ポジションの建てやレバレッジ取引には十分ご注意ください。
要約(銘柄別・短期/中期の方向性と確信度)
- GOLD(XAUUSD)
- 短期(〜1週):上昇・押し目買い優勢(確信度 72)
- 中期(〜1か月):上昇継続だが上方チャネル上限で伸び鈍化リスク(確信度 65)
- 根拠:強い米イベント群直前の金利・ドル動向は中立〜やや追い風。テクニカルはMTFでMA20>50維持、ADX高水準→トレンド持続。H1では回帰/偏差チャネル上限タッチで短期利食いの出やすい位置。
- 今回はファンダメンタルのみ反映(CSV/画像なし)。直近4週の当局イベント・COT・リスク指標を整理して、金(GOLD)との相関・クロスマーケット判断に利用。
ファンダメンタル分析結果(今週〜過去4週・JST、想定インパクト・根拠)
※重要イベントはTradingView経済カレンダーおよび公式補完で検証。
- 米CPI:9/11発表(8月分)→次回10/15 21:30JST(9月分)。インパクト大(実質金利・ドル・金に直結)。出所: BLS スケジュール 。 (Bureau of Labor Statistics)
- 米GDP:10/31 21:30JST Q3・Advance。インパクト中。出所: BEAリリース予定 。 (bea.gov)
- FOMC/SEP:9/17据え置き・SEP公表。2025年見通しがターミナルに近い含意でドルは材料出尽くし気味。出所: FRB SEP資料 / FRBプレス。 (連邦準備制度理事会)
- ECB:9/11据え置き。HICPフラッシュは10/1・本値は10/17。ユーロはイベント先行の神経質さ。出所: ECB決定 / HICPカレンダー。 (European Central Bank)
- BoE:9/18据え置き7–2。MPC内で「高金利長期化リスク vs ディスインフレ」論戦継続。ポンドはヘッドラインに振れやすい。出所: MPS/議事要旨PDF。また要人発言(9/30 Breeden/Mann)。 (bankofengland.co.uk)
- 日銀:9/19会合はETF縮小示唆などタカ派シフトの報道/示唆。東京都CPIは2%超維持、10/29–30会合で再評価へ。出所: Reuters日銀関連記事 / 都区部CPI報道 / 講演資料(展望)。 (Reuters)
- 日本 指標補完(鉱工業生産):8月速報 9/30公表。景況は鈍いが先行き9–10月は持ち直し見込み。出所: METI IIP。 (経済産業省)
- CFTC COT:最新データ基準日9/23。
- DXY(米ドル指数):構成・計算方法のリファレンス。出所: ICE FX Indices Methodology。 (ice.com)
- VIX / MOVE:株・金利ボラの地合い。VIXは低位〜平常、MOVEは上昇気味。出所: Cboe VIXデータ / ^MOVEヤフー。 (cboe.com)
- BTCスポットETFフロー(Farside):直近も日々の流出入が混在。9/29は+518Mの報。金リスクオン/オフの補助材料。出所: Farsideダッシュボード / All Data / X投稿例(9/29)。 (farside.co.uk)
総合所感:今週〜向こう2週は「米CPI(10/15)と月末GDP(10/31)待ち」。イベント前後±24hはファンダ>テクニカルの重み。金は「実質金利低下≒上昇」「ドル高・長期金利上昇≒上値重い」の綱引き。現状はやや前者優勢。
テクニカル分析結果(CSV解析+画像照合)
データ:/mnt/data/GOLD#_20251001_140037.csv(全TF履歴)・画像(H1・回帰/偏差チャネル)。
直近終値:3865.61
- MAトレンド(最新)
- MN1:MA20=3199.69、MA50=2753.30 → MA20>MA50継続、ADX=80.16・RSI=90.29(強トレンド/買われ過ぎ域)。MACD>Signal。
- W1:MA20=3500.12、MA50=3404.81 → 強気配列、ADX=50.29、RSI=78.91。
- D1:MA20=3699.26、MA50=3503.87 → 強気配列、ADX=61.07、RSI=81.19。
- H4:MA20=3815.66、MA50=3765.81 → 強気配列、ADX=53.91、RSI=68.15。
- H1:MA20=3846.31、MA50=3835.68 → 強気配列、ADX=53.31、RSI=60.99。
(※いずれもMA20>50・MACD>Signalで多重タイムフレームの同方向性を確認)
- 連続推移(直近の持続性)
- MACD:H1/H4/D1で上昇が2本以上連続。
- ADX:H1は低下方向(25.6へ)=勢いはやや鈍化、ただしトレンド閾値20超。
- SQZMOM:H1は**-3.13から上昇転(2連続上昇)**=モメンタムの再活性サイン。
- Pivot(前日D1基準)
- PP=3841.07/R1=3889.06/S1=3810.39/R2=3919.74/S2=3762.40。現値3865.61はPP上・R1手前=上昇優勢だが利食い帯。
- 画像照合(H1)
- 黄色の回帰/偏差チャネル上辺に張り付く推移、白の短期偏差チャネル(右肩上がり)内でエクステンション。
- 日足雲(灰色)は大きく下方に見え、**「雲上限突破後の上方維持」**の状態。
- 「当日の高値/安値ライン」では高値更新試行→上抜け失敗→小戻しの痕跡。
→ 短期はオーバーシュート気味で、R1付近での反応に要注意。
参考メソッド:MA/ADX/RSI/MACDの解釈とクロス活用、ブレイク確認ルール(複数終値/時間フィルター)は下記資料の標準的アプローチを採用。
パターン認識・ブレイク失敗時の扱いはBulkowski/Kirkpatrickの経験則を参考。
重要水準(抜粋)
- チャネル:H1回帰/偏差チャネル上辺タッチ圏(画像)。
- 前日Pivot(D1):PP=3841、R1=3889、R2=3919、S1=3810、S2=3762。
- 雲:日足雲の上(画像判読)。
- MA/MACDクロス:全TFでMA20>50/MACD>Signalを維持。直近に有意なデッドクロスは検出なし(履歴抽出済み)。
- 指標の複数TF推移:
- ADX:MN1 80/W1 50/D1 61/H4 54/H1 25 → 上位TF強い、H1でやや減速。
- RSI:MN1 90/W1 79/D1 81/H4 68/H1 59 → 買われ過ぎ〜高止まり。
- ATR:MN1 235→ボラ拡大フェーズ継続。H1 9.66→短期ボラは一服。
トレードプラン仮説(if–then)
イベント前後±24hは安全第一で、フィルター(終値確定 or 0.3〜0.5%超え等)を推奨。
ロング・シナリオ(優先)
- if 3860〜3845(PP±)の押し目でH1のSQZMOMが再上向きかつMACDヒストリ拡大、かつDXYが弱含み
then 3860/3845で分割エントリー、TP1=R1 3889、TP2=3919(R2)、SL=3835(H1/MA50付近)。 - if 3889(R1)をH1で終値ブレイク
then 3890上で追随、TP=3919、SL=R1内側 3875。
ショート・シナリオ(逆張り・軽め)
- if 3885〜3895(R1帯)で上ヒゲ連発+H1 RSI>65から反落+ADX低下継続
then 3890近辺で試し売り、TP1=PP 3841、TP2=3810(S1)、SL=3905。 - if DXY/長期金利がイベントで急伸し、H1でMA20割れ
then 3838割れで売り、TP=3810、SL=3855。
サイズとリスク
- イベント週は1トレード当たり口座1〜1.5%リスクまで。ブレイクは部分利確+建値ストップでドローダウン抑制。
- ブレイク失敗時は**即時SAR(ストップ&リバース)**の教科書戦略も有効。
参照ソース一覧(直近4週/今週)
- TradingView 経済指標カレンダー(抽出元) (TradingView)
- 米: BLS CPIスケジュール | BEA リリース予定 | FOMC SEP資料 / FRBプレス (Bureau of Labor Statistics)
- 欧: ECB 金融政策決定(9/11) | HICPカレンダー (European Central Bank)
- 英: BoE MPS/Minutes(9/18) | Breeden/Mann発言(Reuters) / Mann発言 (bankofengland.co.uk)
- 日: BOJ関連記事(Reuters) | 東京都CPI記事 | 講演資料(展望) | METI 鉱工業生産 (Reuters)
- COT: COMEX(金) | CME(BTC他) (cftc.gov)
- DXY: ICE FX Indices Methodology (ice.com)
- VIX/MOVE: Cboe VIX | ^MOVE(Yahoo) (cboe.com)
- BTC ETFフロー: Farside ダッシュボード | All Data | X: 9/29例 (farside.co.uk)
結論(統合判断)
- 優先度の衝突ルールに従うと、今はイベント密度↑なのでファンダ50・テクニカル50。金は上位TFが強烈に強気で、中期は押し目買い継続が基本線。
- ただしH1ではチャネル上辺・R1直下で過熱/伸び鈍化のサインが出始めている。短期の最適解は「3845〜3860の押し目待ち→R1更新は追随、R1での反応が弱ければ軽ショートの逆張り」。
- リスクイベント(米CPI 10/15、米GDP 10/31)前後±24hはサイズ縮小+終値確認のフィルターを厳守。
- クロスマーケットでは、VIX<平均・MOVE上昇、BTC ETFフローが日替わりのため、“長期金利>株式ボラ”型の微妙なリスク環境。DXYが一段高になると金の上値抑制に直結するため、ドル指数と米実質金利の同時監視を強く推奨。
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