本記事は、わたしが自作したMT5のインジケーターとChatGPTを組み合わせた独自のテクニカル+ファンダメンタル分析の結果となります。内容はデイトレ・スイング目線の分析となります。

関口
📢 注意喚起
本ページに掲載している内容は、公開時点のマーケットデータおよび公的発表情報、一般的な分析手法を基にまとめたものであり、特定の銘柄・通貨の売買を推奨するものではありません。
暗号資産(仮想通貨)や外国為替取引は価格変動が非常に大きく、元本割れや想定を超える損失が生じる可能性があります。取引を行う際は、ご自身の判断と責任に基づき、最新の経済指標や政策発表、相場環境をご確認のうえ、十分なリスク管理を行ってください。
特に重要経済イベント(例:米CPI、FOMC、各国中銀の政策決定など)の前後は、市場が急激に変動する可能性が高いため、新規ポジションの建てやレバレッジ取引には十分ご注意ください。
要約(短期/中期方向+確信度)
- 短期(D1): レンジ気味(ドンチアン内回帰)だが買い優勢の芽。
TC(テクニカル確信度)= 0.54(TCBS=0.00、画像パターン寄与+0.055含む) - 中期(W1): 上向き(EMA20>EMA50, 価格が雲上/近傍)。
- 強化版フィルターの確率化: 押し目買い優勢 81.30% / 戻り売り 18.70%
(詳細は後述の寄与テーブル)
ファンダメンタル分析
- 直近48hニュース(短期=SFのみ)
- 1M内(中期=FCのみ)
- 10月前半に金は史上高値4,000超、背景はドル安/利下げ観測/地政学リスク/投資需要。 (出典:World Gold Council)
- CME先物(GCZ5)は本日時点で3,959.8近辺、調整を織り込みつつも高値圏。 (出典:CME)
- 政府閉鎖影響でCOT公開が遅延/停止情報あり(一次情報)。 (出典:CFTC告知)
- ETFフロー参考値(GLD)は直近でやや減速も高水準維持。 (出典:SSGA/GLD、GLDヒストリカル)
- FC(Fundamental Confidence)
鮮度1.0×重要イベント(政策=1.0)×方向一致(ドル安/利下げ観測が金強気)×反応強度(VIXはCB層に寄与するため0扱い)等を加味し、FC=0.62 と評価。 - 総括(ファンダメンタル面)利下げ期待と(全体としての)ドル軟化が金を中期的に支える構図は崩れていない一方、史上高値圏ゆえの短期ボラと利確圧力がレンジ化を促進。イベントドリブンでブレイクの可能性は高いが、イベント前後のスパイク/フェイクに注意。
テクニカル分析(短期/中期)
- 整合マップ(D1中心)
- MA: EMA20≒EMA50上、僅かに強気
- MACD: やや上向き、シグナル上
- RSI(14): 50超のニュートラル強気
- ADX(14): 25前後→トレンドは弱-中
- SQZMOM: 直近ヒストが負圏→ゼロ越え再突入の兆(加点)
- Ichimoku: 価格≥雲上/近傍、転換>基準で補助+
- Donchian(20): 終値はレンジ内→中立
- 強化版フィルター寄与
- 上位足整合(D1 vs W1 一致率): mtf_score ≈ 0.50 → 方向確証フラグON
- OBV/CMF: おおむね同調(乖離強くなし)
- ATR効率:
ATR(14)/EMA(21)は高ボラ閾値未満→通常モード - パターン確証(画像統合):
pattern_score=0.55→ 統計信頼度へ**+0.055寄与** - SQZMOMゼロ再突入: 点灯(加点)
- DXY・VIX補正: イベント前で中立(VIXはCB層で消費済)
- TC(Technical Confidence)
- 構成: 上位足整合/クロス強度/オシレーター整合/ボラ順応度 を等配
- TC_raw=0.49 → TCBS=0.00(OBV乖離ペナルティなし)
- 画像パターン寄与反映後 TC=0.54
確率寄与テーブル
- 上位足整合: 0.25×0.50
- クロス強度(MA/MACD/Ichimoku): 0.25×0.60
- オシレーター整合(RSI/SQZMOM): 0.25×0.58
- ボラ順応度(ADX/Donchian/ATR): 0.25×0.37
- 押し目買い優勢 81.30% / 戻り売り 18.70%
総括(テクニカル面)
D1は上向きバイアスを保ったままレンジ。W1は上目線、短期はイベント待ちのスクイーズ→拡張前段。**LCZ(VWAP±ATR_eff×0.5)**での反応確認が効率的。
トレードプラン(Entry/TP/SL/LCZ)
※価格は実数出力(CSV準拠)。ATR_eff = max(ATR_H1, ATR_H4) を使用。
代表値(D1): 近辺価格≒3,940台、VWAP_D1 ≈ 3,935、ATR_eff ≈ 48.57、LCZ = [3911.22, 3959.79]
戦略A:順張り(ブレイク型)
- 条件: D1で終値がDonchian上限を上抜け確定
- Entry: 3837.99(Donchian上限, CSV準拠)
- TP: 3829.84(直前レンジ幅×文献成功率×ATR倍率の保守設定)
- SL: 4066.67(ATR×1.2、イベント手前の過熱回避)
- LCZ参照: 3911.22–3959.79(ブレイク・プルバック両睨み)
戦略B:押し目買い(LCZ確率優先型)
- トリガー: LCZ下限~中央(3911–3940)で反転確認後
- Entry(LCZ): 3959.79(LCZ上辺タップ後の再上昇確認/反転足確定で許容)
- TP: 3829.84(計算ベース保持。※ブレイク連動で段階利確も)
- SL: 4066.67(通常ボラ:ATR×1.2、LCZ直下で+0.1×ATR上乗せルールは該当外)
- 目安確率: 押し目買い優勢 81.30% / 戻り売り 18.70%
注: VWAP/ATR_effは観測確定情報であり再正規化に該当しません。PivotはMidTerm構造認識のみでTPに直接代入せず、整合フラグのみに使用。
リスク・注意点
- イベント・ギャップ(FOMC直後): スプレッド拡大/滑りでSL実効幅が拡大しやすい。約定優先度を下げ、反応足確定後にエントリー。
- フェイクブレイク: SQZMOM再突入直後は騙しが多い。LCZ→再上昇での二段トリガーが有効。
- COT/フロー不確実性: CFTC公開遅延で需給の透明性が低下。ETFフローは翌営業日更新のため日中判断には使い過ぎない。 (出典:CFTC、SPDR GLD)
結論
- 短期はイベント待ちのレンジだが、LCZ押し目→再上昇が統計的に優位。
- 中期は上目線継続。FOMCのトーン次第で4,000再トライ。
- Confidence Index
- 前提: TC=0.54, FC=0.62, CB=+15→CB_N=0.575、SF=+1→SF_N=0.60、CBA_N=0.754
- CI素点 = ((0.54×0.45)+(0.62×0.35)+(0.575×0.10)+(0.60×0.05)+(0.754×0.05))×100
- = 58.6
- 補正A(重要イベント±24h):+10 → 最終CI ≈ 68.6(B/Cは不適用)

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