[GBPUSD]2025年9月24日(火)の見通し

gbpusd分析_20250924 AI分析

本記事は、わたしが自作したMT5のインジケーターとChatGPTを組み合わせた独自のテクニカル+ファンダメンタル分析の結果となります。

関口
関口

📢 注意喚起

本ページに掲載している内容は、公開時点のマーケットデータおよび公的発表情報、一般的なテクニカル分析手法を基にまとめたものであり、特定の銘柄・通貨の売買を推奨するものではありません。

暗号資産(仮想通貨)や外国為替取引は価格変動が非常に大きく、元本割れや想定を超える損失が生じる可能性があります。取引を行う際は、ご自身の判断と責任に基づき、最新の経済指標や政策発表、相場環境をご確認のうえ、十分なリスク管理を行ってください。

特に重要経済イベント(例:米CPI、FOMC、各国中銀の政策決定など)の前後は、市場が急激に変動する可能性が高いため、新規ポジションの建てやレバレッジ取引には十分ご注意ください。


要約

時期方向性予想確信度主な理由
短期(~1週間)レンジ〜やや弱気(下降の可能性あり)約 60%GBP に対するインフレ・債務コスト懸念、USD の利下げ期待とのギャップ。チャネル抵抗・移動平均線付近で跳ね返される可能性。
中期(~1か月)下目線(ただし反発の可能性もあるゾーンあり)約 70%BOE の利上げ余地はほぼ織り込まれており、成長見通しと財政見通しが慎重。USD 側の政策の方が動く可能性大。

ファンダ材料(日時/JST・ソースリンク・想定インパクト)

日時材料想定インパクト
2025-09-18(JST)BOE(イングランド銀行)利上げなし、政策金利 4% の維持。資産(国債)売却ペースを「1000 億ポンド → 700 億ポンド」へ減速。(Reuters)GBP にとってややネガティブ。政策引き締め期待が後退 → 長期的な上昇モメンタムが抑えられる。USD との相対関係で GBPUSD の伸び悩み要因。
最近英国のインフレ率(Headline / Core)が 3.8% 前後で、目標(2%)をかなり上回る。(AP News)BOE がすぐに利下げできないことを示唆 → 利回り差(UK と US)の維持または拡大。それが GBP をサポートする可能性もあるが、期待先行で剥げるリスクも。
最近英国の借入額が予想を超えて伸びており、財政・歳出面でのリスクが増大。(ガーディアン)長期・政策リスクの観点で GBP の重しに。投資家心理悪化要因。
最近OECD の予測で、UK の 2025 年インフレは G7 内で最も高くなる見込み。(ガーディアン)インフレ抑制へのプレッシャーが BOE にあり、利下げや緩和の手を急げない → 「利回り/期待の失望」が GBPUSD を下押しする可能性。

テクニカル所見(採用/不採用の根拠つき)

画像から読み取れる主なテクニカル構造:

  1. チャネル(下降チャネル)
     上値が切り下がるチャネルラインがあり、現在そのチャネル上限近辺。跳ね返される可能性あり。
  2. 移動平均線群(MA)
     複数の MA(おそらく H1, H4, D1)の抵抗線として機能中。価格はこれらの MA を上抜けできずに停滞 or 小反落している様子。
  3. 一目雲
     価格が雲近辺、あるいは雲の上限・下限で抑えられたり押し戻されたりするゾーンあり。雲の内部から上抜けできていない。
  4. ピボットやサポート/レジスタンスゾーン
     直近安値/サポートライン(画像の黄・青の太線あたり)が意識されており、下抜けると下落加速の可能性。
  5. ボラティリティの低下傾向
     レンジらしき動きが継続しており、上下どちらかにブレイクした時の動きが大きくなる予感。

採用する所見:

  • 上記チャネル抵抗・MA が跳ね返しポイントとして強い。
  • 直近サポートを割り込むと下落トレンド再開の可能性。
  • ブレイクアウト狙いならチャネル上限突破が鍵。

重要水準

(チャート+推定から)

種類水準
抵抗(レジスタンス)候補1.3560〜1.3600(チャネル上限、移動平均群および前高値ライン近辺)
ブレイク上抜けターゲット~1.3650 付近(もし上抜け加速あればチャネル外の次のゾーン)
サポート候補1.3450〜1.3420(直近安値ライン、チャネル下限近く)
ブレイク下抜けターゲット~1.3350〜1.3300(サポートを破れば次の下のサポート帯域)
移動平均 重要 MAD1/MA200(かつ長期のレジスタンス)/H4/H1 MA20-50 が抵抗帯を形成中

トレードプラン仮説(if-then) & リスク管理

状況エントリー仮説利確・損切り目安
シナリオ A:上抜け狙いもし GBP/USD が チャネル上限 + H4/D1 移動平均群 をしっかり上抜け → ロングを検討(小ロット)利確:1.3600~1.3650、損切り:直近レジスタンス turned support またはチャネル上限近辺を割ったところ(おそらく 1.3500 付近)
シナリオ B:戻り売り狙い今の上値近辺、レジスタンス帯に接近して反転のサインが出ればショート利確:サポート帯(1.3450〜1.3420)、損切り:1.3600 近辺(レジスタンス突破で損失限定できる)
シナリオ C:下抜け加速狙いもしサポートの 1.3420 を明確に割ればチャネル下限までの下落期待利確:1.3300 前後、損切り:サポート割れ直後戻しをレジスタンスとして。1.3450 近辺で損切り設定を考慮。

リスク管理

  • 重要なファンダ発表・政策発表の前後 ±30~60 分は新規ポジションを取りにくくする。
  • ポジションサイズは総資金の 1% 以内に抑える。
  • スプレッド拡大・ボラティリティ急変時はポジションを小さく、損切り幅を余裕持たせる。
  • 常にストップロス入れる。

結論

現時点では、GBP/USD は レンジ帯でのもみ合いが継続する可能性が高く、上に飛び出すなら 1.3560〜1.3600 を越えてくるかが試金石。一方で、1.3420 あたりサポートが破られれば、中期で 1.3300 台までの下落リスクあり。上昇を狙うなら慎重に「証拠(上抜け・勢い)」を見てから。下降を狙うなら戻りを売る戦略が現実的。

昨日の見通し結果考察

レンジ相場でしたね。私的にはエントリーポイントはありませんでした。

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