[GBPUSD]2025年9月22日(月)の見通し

gpbusd_20250922 AI分析

本記事は、わたしが自作したMT5のインジケーターとChatGPTを組み合わせた独自のテクニカル+ファンダメンタル分析の結果となります。

関口
関口

📢 注意喚起

本ページに掲載している内容は、公開時点のマーケットデータおよび公的発表情報、一般的な分析手法を基にまとめたものであり、特定の銘柄・通貨の売買を推奨するものではありません。

暗号資産(仮想通貨)や外国為替取引は価格変動が非常に大きく、元本割れや想定を超える損失が生じる可能性があります。取引を行う際は、ご自身の判断と責任に基づき、最新の経済指標や政策発表、相場環境をご確認のうえ、十分なリスク管理を行ってください。

特に重要経済イベント(例:米CPI、FOMC、各国中銀の政策決定など)の前後は、市場が急激に変動する可能性が高いため、新規ポジションの建てやレバレッジ取引には十分ご注意ください。


要約

  • 短期:GBPUSD はおそらく 下降トレンドまたはレンジ下限テスト の局面。確信度70%。
  • 中期:下方向圧が比較的強く、1.3300‐1.3450 のレンジ帯を試しに行く可能性が高い。確信度65%。

ファンダ材料

日付 / 時刻(UTC → JST換算概数)ファンダ材料想定インパクト
2025年9月18日イングランド銀行 (BoE) が政策金利を 4% で据え置き、QT(国債売却スピード)を 年 £100B → £70B に減速。(Reuters)利下げ期待を抑制、金利がすぐには下がらないとの見方 → GBP に対して一時的な支え。ただし QT 減速自体は完全な緩和ではないので、上昇材料としては限定的。
同じく 2025年9月18日BoE 内部での分裂(7-2 の票決だが、数名が更なる減速を望む意見などあり)や、インフレが依然 3.8% 程度で、目標の 2% より高い状態。(フィナンシャル・タイムズ)インフレ抑制が遅れていると市場が認識すれば、利下げが遠のく → GBP の上値余地は限定される。利上げの可能性は現状低いが、「利下げしない」スタンスが GBP を下支えする可能性あり。
2025年9月17日英国の CPI(消費者物価指数)が年率 3.8%、前月比ほぼ横ばい。コア CPIH 等もややスローダウンだが依然高水準。(国立統計局)インフレが下がってきてはいるが鈍いため、BoE は引き続き慎重。「利下げ期待の剥落」がドル買い/ポンド売りの材料になりうる。

テクニカル所見

  • チャネルブレイクの可能性。チャート上で上昇チャネル(黄色のトレンドライン)が下抜けされかかっている状態。これはテクニカルに「サポート(チャネル下限)を試す」信号と見れる。
  • 移動平均線の短期‐中期 MA (例えば MA20・MA50) のデッドクロス傾向。下降波の連続性を示唆。
  • 最近の高値‐安値を結ぶトレンドラインおよびピボットレベルでの反応が確認されており、反発力が弱い様子。

重要水準

以下はチャートから読み取れる主要な価格帯および MA 水準(おおよそ):

種類水準(GBPUSD)備考
レジスタンス A約 1.3600~1.3650過去の戻り高値、チャネル上限近辺、短~中期 MA 重なりゾーン。戻り売り圧力がこのあたりに集中しやすい。
レジスタンス B約 1.3700大きな上昇チャネルの天井付近。また市場参加者心理でも「節目」になりやすい。
サポート A約 1.3450~1.3500チャネル下限、過去の下落起点、短期反発の起点として何度か意識された水準。
サポート B約 1.3300~1.3350サポート A を割れた場合の下の大きな押し目。心理的にも注目されるゾーン。
長期 MA サポートMA200 週足/日足レベルで、1.3350 以下~1.3300 あたりにかけて存在する可能性あり(チャート見た限り)。このラインを割ることは中期トレンドを下方向に変える可能性を意味する。

トレードプラン仮説(if‐then) & リスク管理

以下は具体的なエントリー・利確・損切りルールの仮設。資金管理・リスク許容度などは個別調整必要。

戦略エントリー条件利確 (ターゲット)損切り (ストップロス)リスク管理
戦略 1:戻り売りショートGBPUSD がレジスタンス A(1.3600 ~ 1.3650)付近まで上昇し、短期足で下げ反転のローソク(ピンバー/強い上ヒゲなど)+ MA20/MA50 がレジスタンスとして機能していることが確認されたら売りエントリー。最初の利確目標 = サポート A(1.3450‐1.3500)。それを抜けたらサポート B(1.3300~1.3350)まで。損切り = エントリーの上側、たとえばレジスタンス B(1.3700)近辺を少し超えるところ。たとえばエントリー 1.3620 → ストップロス 1.3720(約 100 pips リスク)等。ポジションサイズは口座の 1‐2% を最大損失とする。大きなファンダメンタルズ発表(BoE 発言/米国インフレ/雇用等)の前後はトレードを控えるか、ストップを広めにとる。
戦略 2:押し目買いロングGBPUSD がサポート A(1.3450~1.3500)ゾーンで、短期で反発シグナル(ダイバージェンス/ローソクの強い下ヒゲ/MA200/チャネル下限での支持確認など)を伴っている場合に限りロングエントリー。最初の利確ターゲット = レジスタンス A(1.3600~1.3650)。それを超えればレジスタンス B(1.3700)を見に行く。損切り = サポート A を明確に割ったらロスカット。たとえばエントリー 1.3480 → ストップロス 1.3400(80‐100pips 程度)等。戻りが鈍い場合は早めに逃げる。チャネルの下限を割れてきたらロングは切る。資金比率は 1‐2%。大イベントやインフレ発表時にはボラ拡大注意。

参照ソース一覧

  • Reuters “Bank of England slows pace of QT … BoE kept interest rates unchanged …” (Reuters)
  • FT: “BoE holds interest rates at 4% and slows ‘quantitative tightening’ … inflation remains at 3.8%” (フィナンシャル・タイムズ)
  • UK ONS: UK CPI & CPIH data, August 2025 (3.8% CPI 年率, コアインフレ高水準 etc.) (国立統計局)

結論

以下は「今ならこの価格帯で入るとリスク‐リワードが比較的良い」戦略案。

戦略エントリー価格帯利確目標価格帯損切価格帯
戦略 A:ショート狙い(戻り売り)1.3600 ~ 1.3650 の範囲で戻ってきた時に売りまず 1.3500 ~ 1.3450 付近。さらに下落の勢いがあれば 1.3350 ~ 1.3300 までエントリー点から上に約 +80 ~ +120 pips。具体的にはストップ 1.3700 ~ 1.3720 あたり。
戦略 B:ロング狙い(押し目買い)1.3450 ~ 1.3500 の範囲で反発サインが出たら買い利確先:1.3600 ~ 1.3650。もし力強ければ 1.3700 まで。ストップは 1.3350 ~ 1.3400 の間(サポート線を割れるかどうかを見て)。

この仮設のもとなら、現在の傾向を鑑みて「戦略 A:戻り売り」のほうが勝率・期待値ともに比較的高く見える。もしチャート上の MA/ローソク足のシグナルが揃うなら、戻りのタイミングを狙ってショートを検討するのが現実的。

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