本記事は、わたしが自作したMT5のインジケーターとChatGPTを組み合わせた独自のテクニカル+ファンダメンタル分析の結果となります。

📢 注意喚起
本ページに掲載している内容は、公開時点のマーケットデータおよび公的発表情報、一般的な分析手法を基にまとめたものであり、特定の銘柄・通貨の売買を推奨するものではありません。
暗号資産(仮想通貨)や外国為替取引は価格変動が非常に大きく、元本割れや想定を超える損失が生じる可能性があります。取引を行う際は、ご自身の判断と責任に基づき、最新の経済指標や政策発表、相場環境をご確認のうえ、十分なリスク管理を行ってください。
特に重要経済イベント(例:米CPI、FOMC、各国中銀の政策決定など)の前後は、市場が急激に変動する可能性が高いため、新規ポジションの建てやレバレッジ取引には十分ご注意ください。
要約
短期(〜1週間):レンジ下限試し → 下方向ブレイクリスク優勢(下降圧力強・確信度75)
中期(〜1か月):日足〜週足はモメンタム低下、1.3400割れ警戒(下降・確信度70)
ファンダメンタル分析結果
期間:2025年9月9日〜10月6日(JST)
- 英経済指標・BoE関連
- 英9月CPI(9/18発表):前年比2.1%(予想2.3%を下回る)→ インフレ鈍化確認
- BoE MPC(9/26声明):政策金利据え置き5.00%、票決6-3で利下げ慎重姿勢。ただし総裁ベイリー発言で「早期緩和は排除せず」→ポンド軟化圧力
- 英GDP8月速報(10/3):前月比-0.1%、需要鈍化。
→ イングランド銀行はスタグフレーション回避のため利下げに向かう可能性が台頭
- 米側要因
- 米PCE(9/27発表)前年比2.4%、コア2.7%。インフレ粘着
- 米雇用統計(10/4):非農業部門+176k(予想+160k)、失業率3.9%→堅調
- FRB要人(ウィリアムズ総裁など)発言:「利下げは2026年初にも」→ドルインデックス(DXY)は106.4台で上昇基調維持
→ 結論(ファンダ):
ドルは金利高止まり観測で依然優勢、ポンドは景気減速とBoEのハト派転換で弱含み。
ファンダメンタル重心:ドル買い優位(GBPUSD下落バイアス)
参照ソース:
テクニカル分析結果(CSV+画像・知識参照)
マルチタイムフレーム(MTF)構造
タイムフレーム | MA20/50関係 | MACD | ADX | RSI | SQZMOM | 傾向 |
---|---|---|---|---|---|---|
MN1 | MA20>50(上向鈍化) | 正→減速 | 25↑ | 57 | ↘︎ | 上昇失速 |
W1 | MA20≈50(フラット) | 正→低下 | 13 | 53 | ↘︎ | レンジ上限到達 |
D1 | デッドクロス発生 | 負圏小幅上昇 | 13.7 | 45 | ↘︎ | 転換中〜弱気 |
H4 | GC後すぐ横ばい | ゼロライン近傍 | 29 | 44 | ↘︎ | 調整反落局面 |
H1 | DC維持 | MACD<Signal | 18 | 37 | ↘︎ | 弱気維持 |
M15 | DC継続 | MACD<0 | 24 | 30 | ↘︎ | 売り優勢 |
テクニカル要点
- 短期トレンド: H1〜M15でMA20<MA50のデッドクロス確認。RSI 30台、ADX上昇→トレンド強化中の下落
- 日足雲: 雲下限で反発できず内部滞留→上抜け失敗
- Pivot: D1 S1=1.3420, R1=1.3470 → 現値1.3430はS1付近、割れれば加速リスク
- Volume/OBV: 出来高減少+OBV減→戻り売り優勢
- SQZMOM(H1〜H4): 継続的な負値→モメンタム売り圧力が蓄積
→ テクニカル総括:
短期・中期とも下降波の延長フェーズ。
1.3420〜1.3400のサポートを下抜けると、1.3350(6月安値)再テストが濃厚。
ただし週足MA100(1.3300付近)は強支持帯。
トレードプラン仮説(if-then)
短期(1週間)
- If 1.3420を明確に下抜け(H1終値基準)
Then ショート優先(目標1.3350, 損切り1.3470) - If 1.3470を終値で超過
Then ストップロス→短期買い戻し(1.3505)
中期(1か月)
- If D1終値が1.3500を超過
Then 反発局面確認、1.3620を中期ターゲット - Else レンジ下限1.3300を割れた場合、1.3150が次支持
リスク・注意点
- 10月中旬の米CPI・英雇用統計で方向が急転する可能性
- **BoE要人発言(利下げ示唆)**によるGBP急落リスク
- 中東地政学リスク上昇時のドル買い逃避需要
- 欧州通貨クロスの巻き戻し(EURGBP上昇)によるGBP圧迫
参照ソース一覧
結論
ファンダメンタルではドル優勢・ポンド劣勢が継続。
テクニカルでは短期下降トレンドが継続強化しており、戻り売り有利。
ただし1.3400〜1.3350は日足・週足サポート帯で、一時的なショートカバー上昇に警戒。
全体バイアスは「下方向・確信度70〜75」。
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