[BTCUSD]2025年9月27日(土)の見通し

btcusd分析_2025-927 AI分析

本記事は、わたしが自作したMT5のインジケーターとChatGPTを組み合わせた独自のテクニカル+ファンダメンタル分析の結果となります。

関口
関口

📢 注意喚起

本ページに掲載している内容は、公開時点のマーケットデータおよび公的発表情報、一般的なテクニカル分析手法を基にまとめたものであり、特定の銘柄・通貨の売買を推奨するものではありません。

暗号資産(仮想通貨)や外国為替取引は価格変動が非常に大きく、元本割れや想定を超える損失が生じる可能性があります。取引を行う際は、ご自身の判断と責任に基づき、最新の経済指標や政策発表、相場環境をご確認のうえ、十分なリスク管理を行ってください。

特に重要経済イベント(例:米CPI、FOMC、各国中銀の政策決定など)の前後は、市場が急激に変動する可能性が高いため、新規ポジションの建てやレバレッジ取引には十分ご注意ください。


要約(短期/中期方向性予想)

  • 短期(〜1週間):下落優勢。ETF の最近の流入が鈍化、先物の持ち高構造も弱含みの方向。戻り売り条件が揃っている可能性高し。方向性:下降、確信度 70 %程度
  • 中期(〜1か月):ファンダメンタル変化(政策、流入の回復など)がなければ、レンジ帯内で上下するか、下方へ傾く可能性が強い。方向性:レンジを下抜け主体、確信度 60 %

ファンダメンタル材料

2025/9月研究報告 (BTCと株式市場相関強化)
arxiv.org
→ 株式などリスク資産との相関が強まっており、マクロショックの波及を受けやすい。

2025/9/26 (米PCEインフレ指標発表)
markets.financialcontent.com
→ PCEインフレ率が加速、FRBの利下げ期待が後退。BTCなどリスク資産に逆風。

2025/9/26 (BTC急落・機関投資家売却報道)
investopedia.com
→ 大口資金の売り、レバレッジ清算が急落を助長。

ETF フロー(スポット型)
Farside のデータによれば、直近は流入・流出が混ざっており、特定日に大きな流入があっても持続性が乏しい。(Farside Investors)
例:9月8日 → 総流入約 364.3 百万 USD。(Farside Investors)
ただし、続けて大口の流入トレンドが生まれているわけではない。
CoinGlass や他の ETF トラッカーでも、流入/流出が交錯している様子。(coinglass)
また、ETF 総保有量も変動あり。例えば、BTCETF Fund Flow tracker によれば、複数 ETF の BTC 保有量が 1,318,975 BTC 程度という集計がある。(btcetffundflow.com)

COT(Commitments of Traders/先物ポジション)
Tradingster の COT 报告(Bitcoin, Futures Only, as of 2025-09-16)参照可能。(tradingster.com)
また、MarketBulls の解析によれば、「6 か月 COT 指数」が約 25.7 %、「36 か月 COT 指数」が 86.4 %とのこと。(MarketBulls)
これを解釈すると、短中期視点での市場参加者(投機筋など)はポジションを抑え気味、あるいは逆方向のポジションを持つ比率が高まっている可能性がある。
ただし、COT レポートにはタイムラグ(通常火曜日時点、金曜日公開など)や分類の曖昧性(非商業 vs 商業 vs 小口)という限界がある。(CME Group)

補強仮説: ETF 流入が強く継続しない限り、需給面からの下支え力は限定的。先物ポジションも積極性を欠く構造なら、相場が傾けば下方向へ押されやすい。


テクニカル分析結果

  • 月足(MN1):MA20/50乖離大、MACD強気、RSI=67 → 長期は依然強気。
  • 週足(W1):RSI=53中立、ADX=22(弱いトレンド)、MACDは弱含み。→ レンジ移行。
  • 日足(D1):MACDデッドクロス(−766 vs シグナル227)、RSI=39で下方向示唆。
  • 4時間足(H4):MACD強いデッドクロス(-1205 vs -1121)、RSI=29売られ過ぎ圏。ADX=40で下落トレンド強め。
  • 短期足(M5/M15):小反発の兆候あり(RSI=53、MACDわずかにプラス)だが上値は重い。

結論:H4・D1の下落優勢が明確で、短期は戻り売りが優勢。


4. 重要水準

  • ピボット水準(D1前日基準)
    • PP = 111,100
    • S1 = 109,200
    • S2 = 107,500
    • R1 = 112,800
    • R2 = 114,700
  • 一目雲:日足価格は雲の下に位置 → 弱気。
  • MAクロス
    • D1:MA20 (113,842) が MA50 (113,852) 付近でデッドクロス示唆。
    • H4:MA20 < MA50 で下落トレンド明確。
  • ADX/RSI/ATR/SQZMOM 推移
    • 長期(MN1):トレンド強(ADX50)、RSI高値圏。
    • 中期(W1):トレンド弱化、RSI中立。
    • 短期(H4, D1):ADX強い下落、RSI売られ過ぎ、SQZMOMマイナス継続。

トレードプラン仮説

  • IF 価格が 111,000〜112,000 の抵抗帯近辺に戻したら → 戻り売り優先。ETF 流入回復の兆しないならこの戦略を主軸。
  • IF 109,000 を明確に割れたら → 売り追随戦略。低支持帯(107,500 など)を目標。
  • IF ETF による巨大流入急変や、規制・政策追い風材料が出て 114,700 を突破したら → ロング転換シナリオも視野に。ただし、流入継続性を確認してから逆張りしないよう慎重に。

参照ソース一覧


結論

  • ロング戦略:114,800超えなど強いブレイクがあれば試す。ただし、ETF 流入が続くことを確認したい。利確目標:118,000~120,000。ストップ:112,800 割れ
  • ショート戦略:戻り売りを基本軸。111,000~112,000 近辺での売り、または 109,000 割れ追随。利確目標:107,500、106,000 付近。ストップ:113,000超え

昨日の見通し結果考察

レンジで特にエントリータイミングはなかったように見えます。

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