本記事は、わたしが自作したMT5のインジケーターとChatGPTを組み合わせた独自のテクニカル+ファンダメンタル分析の結果となります。

関口
📢 注意喚起
本ページに掲載している内容は、公開時点のマーケットデータおよび公的発表情報、一般的な分析手法を基にまとめたものであり、特定の銘柄・通貨の売買を推奨するものではありません。
暗号資産(仮想通貨)や外国為替取引は価格変動が非常に大きく、元本割れや想定を超える損失が生じる可能性があります。取引を行う際は、ご自身の判断と責任に基づき、最新の経済指標や政策発表、相場環境をご確認のうえ、十分なリスク管理を行ってください。
特に重要経済イベント(例:米CPI、FOMC、各国中銀の政策決定など)の前後は、市場が急激に変動する可能性が高いため、新規ポジションの建てやレバレッジ取引には十分ご注意ください。
要約
- 短期(1週間以内):上昇トレンド継続中(確信度:78%)
→ MA20/MA50ともに上向き、ADX上昇、RSI高水準(買い優勢) - 中期(〜1か月):上昇継続からの一部調整局面(確信度:65%)
→ 週足ではゴールデンクロス後の上昇継続、ただしRSI70超過による過熱懸念。
ファンダメンタル分析結果(2025年9月〜10月上旬)
1. 米国要因
- 9月CPI(BLS発表)前年比+2.8%(予想+2.7%)→インフレ再加速気味
- FOMC(9月18日声明)では政策金利据え置きだが、「2025年中盤の利下げ」示唆を削除
→ 米実質金利上昇で一時的にドル高(BTCには短期逆風) - BEA Q3 GDP速報値は年率+2.1%で堅調、リスクオン地合いが再燃
- **ドルインデックス(DXY)**は104→103へ低下、BTCに支援的。
2. マーケットセンチメント
- CFTC BTC先物ネットポジション:9月末にロング増加(投機筋の強気転換)
- ETFフロー:BlackRock, FidelityなどのBTC ETFで10月第1週に+1.2億USD流入
- VIX:14台に低下、リスクオン環境継続
⇒ 総合すると、マクロ的にはBTCに中期的な上昇圧力が残存している。
参照:
- TradingView Economic Calendar
- BLS CPI release
- Federal Reserve FOMC statement
- CFTC Commitments of Traders
テクニカル分析結果
トレンド構造
時間軸 | MA20 vs MA50 | ADX | RSI | 傾向 |
---|---|---|---|---|
MN1(月足) | ゴールデンクロス継続 | 53.4 | 72.0 | 強い上昇トレンド |
W1(週足) | ゴールデンクロス(維持) | 22.0 | 65.5 | 上昇継続だがモメンタム鈍化 |
D1(日足) | 20>50>100 | 60.3 | 70.0 | 過熱感あり |
H4 | 20>50だがADX減少 | 30.5 | 65.8 | 上昇鈍化の兆し |
H1 | 20>50維持 | 34.0 | 52.5 | 小幅レンジ調整 |
クロス履歴(重要な直近シグナル)
- MA20/MA50 ゴールデンクロス:2025/6/15(週足)→以降、上昇波継続中
- MA20/MA50 デッドクロス:最後は2025/4/13(週足)→明確な反転点
- MACD ゴールデンクロス:2025/5/04(週足)→上昇局面持続
- MACD デッドクロス:2025/8/24(週足)→短期的な上昇減速を確認
指標推移
- ADX上昇+DI>−DI:トレンド強度あり
- RSI 70付近:買われすぎ領域に接近
- SQZMOM:全タイムフレームで正転、モメンタム拡大
- ATR:日足ベースで2,800→3,000前後、ボラティリティはやや上昇
トレードプラン仮説(if-then)
短期(〜1週間)
条件A(上昇継続)
- if BTCが 125,300USD(日足高値)を明確に上抜け
→ then エントリー:125,500〜126,000
→ 利確:128,800
→ 損切り:124,000
→ 勝率期待:70%
条件B(反落)
- if BTCが 124,000USD(日足MA20割れ)を下抜け
→ then ショート:123,800〜123,000
→ 利確:120,800
→ 損切り:125,000
→ 勝率期待:60%
中期(〜1か月)
if 週足MA20>MA50を維持 and RSI>60
→ then ロング継続、目標:132,000〜135,000
→ 損切り:118,000割れ
リスク・注意点
- 米CPI再加速:利上げ再懸念→ドル買いでBTC下落リスク
- ETF流入鈍化:需給トーン悪化の可能性
- RSI過熱圏:短期反落(10月中旬調整)に注意
- 地政学リスク(中東・台湾):リスクオフ転換で利確売り発生の懸念
参照ソース一覧
- TradingView Economic Calendar
- U.S. Bureau of Labor Statistics (CPI)
- Federal Reserve FOMC Statements
- CFTC Commitments of Traders
- Bloomberg Technical Handbook
- Fidelity: Identifying Chart Patterns
結論
BTCUSDは2025年10月時点で強い上昇トレンドを維持しているが、
短期的には過熱圏(RSI70付近)による調整の可能性を伴う。
週足ベースでは依然としてMA20>MA50の構造が堅牢で、
ファンダメンタルもETFフロー・リスクオン環境が支援。
結論:短期→上昇継続+押し目買い優勢/中期→強気維持(ただし過熱警戒)
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