[BTCUSD]2025年10月3日(金)の見通し

btcusd分析_20251003 AI分析

本記事は、わたしが自作したMT5のインジケーターとChatGPTを組み合わせた独自のテクニカル+ファンダメンタル分析の結果となります。

関口
関口

📢 注意喚起

本ページに掲載している内容は、公開時点のマーケットデータおよび公的発表情報、一般的なテクニカル分析手法を基にまとめたものであり、特定の銘柄・通貨の売買を推奨するものではありません。

暗号資産(仮想通貨)や外国為替取引は価格変動が非常に大きく、元本割れや想定を超える損失が生じる可能性があります。取引を行う際は、ご自身の判断と責任に基づき、最新の経済指標や政策発表、相場環境をご確認のうえ、十分なリスク管理を行ってください。

特に重要経済イベント(例:米CPI、FOMC、各国中銀の政策決定など)の前後は、市場が急激に変動する可能性が高いため、新規ポジションの建てやレバレッジ取引には十分ご注意ください。


要約(方向性と確信度)

  • 短期(〜1週間):上昇バイアス継続。ただし上値は伸び悩みやすい“押し目買い優位”。確信度:67/100
    根拠:日足・H4のMA20>50>100>200の順、MACD陽転、SQZMOM上昇、日足雲上。ETFフローが直近プラスで地合い追い風。(farside.co.uk)
  • 中期(〜1か月):上昇トレンド継続しつつ、イベントでボラ拡大(CPI/FOMC/BEA GDP)。確信度:60/100
    根拠:米9/17 FOMCで利下げ再開→ドル安基調(DXY弱含み)・株の安定、ただし政府機関閉鎖で米指標遅延リスク。(連邦準備制度理事会)

ファンダメンタル分析結果(今週〜4週)

(JST表記/想定インパクト)

  • 9/17 03:00JST FOMC 声明&SEP:25bp利下げ再開。年内の追加緩和余地を示唆(SEP)。想定:ドル安→BTC追い風。(連邦準備制度理事会)
  • 直近要人発言:NY連銀ウィリアムズ(9/29)「雇用の弱含みを懸念、利下げは雇用維持目的」/ダラス連銀ローガン(9/30)「早期緩和に慎重」。想定:リスク資産は“押し目は買われやすいが上値伸びは段階的”。(Reuters)
  • 米政府機関閉鎖(10/1〜):雇用統計・CPI等の公表遅延懸念。想定:イベント不確実性↑→短期ボラ↑。(Reuters)
  • 米CPI 公表予定:9月分 10/15 21:30JST。スケジュール確定。想定:サプライズはドル・金利・BTCに波及。(労働統計局)
  • BEA GDP10/30 21:30JST 2025Q3速報。直近Q2確報は年率+3.8%。想定:強すぎるとドル反発→BTC頭重。(経済分析局)
  • ECB(9/11):最新スタッフ予想で25年CPI 2.1%。想定:欧州は漸進。ドル側主導の為替がBTCに影響。 (European Central Bank)
  • BoE MPS(9/17):金利4%据え置き、2名が利下げ主張。想定:GBP要因は副次的。(bankofengland.co.uk)
  • 日銀(9/19)声明/要人発言(10/2-3):政策金利“0.5%程度”維持、追加利上げを示唆する発言も。想定:円要因はBTCUSDに直接影響小だが、クロス経由のリスクセンチメントに波及。 (日本オープンジャッジ)
  • ユーロ圏HICPカレンダー:10/1フラッシュ発表、10/31次回。想定:インフレ鈍化ならドル安圧力を補強。 (European Central Bank)
  • DXY:23年比で2025年は軟調推移(年初来下落)。想定:BTC追い風。(ファイナンシャル・タイムズ)
  • VIX/MOVE:VIX 16前後、MOVE 71-78で推移。想定:金利ボラはやや低下→リスク資産には中立〜小幅追い風。(Yahoo!ファイナンス)
  • CFTC COT(CME BTC):9/23付。参加者別の建玉を確認。想定:足元のネットポジション把握→短期逆張りの参考。(cftc.gov)
  • BTC スポットETFフロー(Farside):10/1〜10/2で純流入に転じる日あり。想定:上昇バイアス補強。(farside.co.uk)

統合評価:重要イベント(CPI/FOMC/GDP)までの**±12〜24h**は「ファンダ50:テクニカル50」にウェイト変更。週前半〜中盤はテクニカルの効きがやや強いが、直前はイベント主導の上下振れに警戒。


テクニカル分析結果(CSV準拠/全履歴参照)

データ処理

  • TimeframeをMN1→W1→D1→H4→H1→M15に整列、Datetimeは昇順にパース。
  • MA20/50とMACD/Signalのクロス履歴を抽出。
  • MA/MACD/ADX/RSI/ATR/SQZMOMとPivot(前日基準)を時系列で再計算。

直近スナップショット(終値=120,224.05)

  • D1:MA20=114,572(↗︎)、MA50=113,516(↗︎)、MACD=+1,013 > Signal=-185(↗︎↗︎)、ADX=45(トレンド強め)、RSI=64.7(強気圏手前)、Pivot=120,254/R1=120,711/S1=119,768/R2=121,198/S2=119,312
  • H4:MA20=116,711、MA50=112,994、MACD>Signal、ADX=57.9(強いトレンド)、RSI=79.2(短期過熱)、Pivot=120,158/R1=120,519/S1=119,864
  • H1:MA20=119,842、MA50=118,189、RSI=60.6、Pivot=120,214/R1=120,237/S1=120,201(きわめて狭い)
  • M15:MA20≒120,187、MA50≒120,226(僅差でデッドクロス気味)、RSI=51.3、PivotはH1と同値計算

クロス履歴(抜粋)

  • MN1:2023/12 MA20/50 GC、2022/09 DC
  • W1:2024/11 GC → 2025/04 DC(その後は価格先行で再び短期>長期に乖離拡大)

解釈

  • 上位足(D1/H4)は順行上昇トレンド。H4のRSI過熱→短期の押し目発生が自然。
  • H1は**MA20(119,842/シアン)**が直近の押し目候補。M15はノイズ多めでクロスが頻発。
  • SQZMOM:D1・H4でプラス推移継続→モメンタムはまだ上

重要水準(チャネル・雲・Pivot・MA・MACDほか)

画像(H1表示、TZ=夏時間GMT+3)との突合

  • 日足雲雲上限突破済み(灰色雲の大分上で推移)
  • 回帰/偏差チャネル:白点線の上昇チャネル内で上半分〜上縁付近。黄色ドットの広い標準偏差チャネルも上方バンド寄り。
  • H1/MA群(色で識別)
    • H1/MA8 白 ≈120,176MA20 シアン=119,842MA50 ロイヤルブルー=118,189MA100 黄=115,783MA200 赤=112,930
  • H4/MA200 赤=113,182(押し目の最終防衛帯として強い)
  • D1/MA200 赤=105,191(中期トレンドの“絶対線”)
  • 前日Pivot系(D1)PP=120,255/R1=120,711/S1=119,768/R2=121,198/S2=119,312
  • 当日高安ライン:画像右上の急伸後に短期高値圏での持ち合い
  • MA20/50クロス・MACDクロス(MTF):上位足はGC優勢、短位足(M15)は小反落シグナル

テクニカル統合所見
D1/H4の上昇トレンド継続。短期(H1/M15)は過熱解消の小押し→再上昇が基本線。押し目はH1/MA20(≈119,842)やD1 S1(≈119,768)が一次防衛。割れでもD1 S2(≈119,312)で反発期待。上値はD1 R2(≈121,198)〜チャネル上限で伸び鈍化しやすい。


トレードプラン仮説(if-then)

ロング(押し目買い・本命)

  • If:H1でMA20(119,842)〜**D1 S1(119,768)**の帯で下げ止まり+小陽線確定 or M15のMACD陽転
  • Then エントリー:119,850〜119,900
  • 利食い:①120,710(D1 R1)の手前で半分、②121,200(D1 R2)チャネル上限で残り
  • 損切り:**119,300(D1 S2)明確割れ or H1でMA50(118,189)**を終値で下回る
  • 想定勝率/期待値やや高/中(モメンタム継続+ETFフローの後押し)。(farside.co.uk)

ショート(戻り売り・サブ)

  • If:**121,200±**で上抜き失敗(上ヒゲ連発+M15のデッドクロス/RSI>75から反落)
  • Then エントリー:121,000〜121,200
  • 利食い120,520(H4 R1)120,160(H4 PP)
  • 損切り121,500上抜け確定(終値ベース)
  • 想定短期の過熱解消取り。本流は上なので利は薄め・回転重視

イベント前のポジ管理(重要)

  • CPI/FOMC/GDPの発表12〜24時間前ポジ軽量化。ストップはVIX/MOVE上昇に合わせて広げずに縮める。(Yahoo!ファイナンス)

参照ソース一覧(公式・原典に限定)

(テクニカルの理論背景はアップロード知識:BulkowskiBloomberg TA Handbook 等を参照)


結論(総括)

  • ベースシナリオ:D1/H4の強い上昇トレンドは維持。押し目(119.8k〜119.7k)を拾って121.2k付近で利食い、が実務的に再現性高い。
  • リスク:①米CPI・FOMC・GDPのサプライズ、②政府閉鎖によるデータ遅延での不意打ち、③ETFフロー反転
  • 対処:イベント前はポジ軽量化、ストップはS1/S2やH1/MA50の内側に置き直し。フローが続く限り、押し目回転が効きやすい地合い。

余談:市場は理屈で動くフリをしながら、ときどき感情で跳ねます。だから私たちは**事実(イベント・フロー)と形(MTFテクニカル)**の両方をカチッと合わせる。今日は、その歯車が“上”に噛み合っています。

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