本記事は、わたしが自作したMT5のインジケーターとChatGPTを組み合わせた独自のテクニカル+ファンダメンタル分析の結果となります。内容はデイトレ・スイング目線の分析となります。

関口
📢 注意喚起
本ページに掲載している内容は、公開時点のマーケットデータおよび公的発表情報、一般的な分析手法を基にまとめたものであり、特定の銘柄・通貨の売買を推奨するものではありません。
暗号資産(仮想通貨)や外国為替取引は価格変動が非常に大きく、元本割れや想定を超える損失が生じる可能性があります。取引を行う際は、ご自身の判断と責任に基づき、最新の経済指標や政策発表、相場環境をご確認のうえ、十分なリスク管理を行ってください。
特に重要経済イベント(例:米CPI、FOMC、各国中銀の政策決定など)の前後は、市場が急激に変動する可能性が高いため、新規ポジションの建てやレバレッジ取引には十分ご注意ください。
要約(短期/中期方向+確信度)
- 短期方向: 反発優勢(VWAP上・M15/ H1のRSI>50、H1はDonchian上限未突破)。
短期確信度: 中立+(LCZ買い優位)。 - 中期方向: 中立(D1とW1の方向一致スコア≈0.33/完全合致待ち)。
中期確信度: 中立。 - ファンダ主因(1M): 米スポットBTC ETFフローの断続的な再流入/再流出、DXYの弱含み局面、ハッシュレート高水準維持。
(出典: Farside Investors(ETFフロー) (Farside Investors) / MarketWatch(DXY概観) (マーケットウォッチ) / Blockchain.com(Hash rate) (Blockchain.com))
ファンダメンタル分析
48h(短期→SF/CBのみ)
- 米スポットBTC ETFのデイリーフロー: 直近も日次でネットフローの変化が続く(Farsideの日次テーブル)。短期のセンチメントへ影響。
(出典: Farside Investors ) (Farside Investors) - VIX(参考・CB層のみ): FREDの最新終値系列では10/22に18.60(翌営業日更新)と、急伸後の落ち着き局面を示唆。
(出典: FRED(VIXCLS) ) (FRED)
配分ルールにより上記はSF/CBにのみ反映、FCには算入しない(VIX重複禁止)。
≤1M(中期→FCのみ)
- ETFフロー(週間〜直近日次の積み上げ): 週次で再流入/小幅流出が交錯。ヘッドラインが変化するたび価格反応が顕著な環境。
(出典: Farside Investors ) (Farside Investors) - DXY: 2025年は下落バイアスが続きやすい相場地合い(年央以降の弱含みコンテクスト)。DXY低下はBTCの追い風になりやすい。
(出典: MarketWatch DXY 概観 / 背景記事: Reuters 6月のドル安基調 ) (マーケットウォッチ) - ネットワーク/需給: ハッシュレートは過去高水準圏で推移(1Mビューでも右肩上がり傾向が続く)。ネットワーク堅調は中期の下支え。
(出典: Blockchain.com Hash Rate ) (Blockchain.com) - 先物ポジ(CME COT): 最新週報で建玉の偏りを確認可能(投機/商業の構成)。片側過度集中の手掛かりになるが、週次のため短期トリガーには非該当。
(出典: CFTC COT(CME) ) (CFTC)
FC(Fundamental Confidence)評価(中期のみ反映)
- 鮮度: 1w〜4w材料混在→0.8
- 方向一致: DXY弱含み(追い風)+ETFフローは日替り→0.6
- 重要度: 政策≒0.9、需給(ETF/ハッシュ)≒0.75の合成→0.8
- 反応強度: 直近は見出し主導のスパイク→0.6(VIXはCBにのみ使用のため0扱い)
- ポジ整合: COTは中立寄り→0.5
→ FC ≈ 0.66(中立+)
総括(ファンダメンタル面からわかること)
- 中期は「弱ドル+ネットワーク堅調」対「フローの日替り」のせめぎ合い。構造的支えは上、短期の変動はETF見出しが主導。
- 短期(48h)の主因はニュース割当上CB/SFのみで集計(ETF日次/VIX変化)。FCには未混在。
テクニカル分析(短期/中期)
代表値(UTC 2025-10-24 03:00)
- Close 110,057.25 / VWAP(H1) 109,765.24
- Donchian(H1) 上限 111,231.75 / 下限 108,939.15
- ATR_eff 1,549.99 → LCZ=[108,990.24, 110,540.23]
- 一次判定:
- M15: Long条件の多く充足(Donchianはレンジ)。
- H1: EMA20>50, RSI>50, MACD−Sigが僅かに負、VWAP上。
- H4: EMA20<50で中立〜弱。
強化版フィルター寄与
- 上位足整合(D1×W1): 0.33
- OBV/CMF: 短期は同調(買い寄与)。
- ATR効率: >1.25相当 → 短期ブレイクの成行許容。
- パターン: レンジ上辺テスト継続。
- SQZMOM再クロス: M15正圏、H1弱含み。
- DXY・VIX補正: DXY逆行なし(加点なし)、VIXはCBのみ。
TC(Technical Confidence)
- ADX系列の観測バー不足で厳密TCは参考だが、一次判定と整合項目の多さから中立+。
- 押し目買い優勢 ≈ 57% / 戻り売り ≈ 43%(参考)。
確率寄与テーブル(参考)
- 上位足整合: 33%
- クロス強度: やや強
- オシレーター整合: やや強
- 統計信頼度: レンジ上辺接近(中立+)
- ボラ順応度: 中立+
総括(テクニカル面)
- H1 Donchian上限 111,231.75のクリーンブレイク待ち。
- それまではLCZでの反転確認→VWAP回帰が統計優位。
トレードプラン(Entry/TP/SL/LCZ)
順張り(ブレイク型)
- 条件: H1終値で111,231.75上抜け+次足M15でVWAP上維持
- Entry: 111,232.00
- TP: 113,066.00(H1直近レンジ幅×0.80×ATR倍率1.0を加味)
- SL: 109,372.00(
ATR_eff×1.2下) - LCZ: [108,990.24, 110,540.23]
- 格付: B(65–79)
押し目買い/LCZ確率優先型
- 条件: 価格がLCZにプルバックし、M15でVWAP再上抜け確定
- Entry: 109,900.00
- TP: 111,180.00(Donchian上限手前)
- SL: 108,835.00(LCZ下限−0.1×ATR_eff)
- 押し目買い優勢: 57%(参考)/戻り売り: 43%
高ボラ運用:
SL=ATR×1.5へ拡張も可。分割利確で滑り低減。
心理補正層(CB/SF/CBA)
- CB: VIXの18.6→18台(直近データ)で恐怖後退のニュアンス。+10〜+15相当のポジ寄与(尺度−100〜+100で中立+)。
(出典: FRED VIXCLS ) (FRED) - SF(48h): ETF日次フロー見出しが市場のムード形成。+2/−2の範囲で即日補正。
(出典: Farside Investors ) (Farside Investors) - CBA: パターン空目/過剰仮説に注意。ドンチャン上限のヒゲ突破のみは無効とし、終値確定を義務化。
リスク・注意点
- だまし上抜け(ヒゲ突破)→ 終値確定+VWAP維持チェック必須
- ニュースショック(48h)→ フロー一転でムード急変
- 上位足不一致→ レバ抑制&LCZ基準の再エントリー運用
- 週次COTは遅延特性→中期補助に限定
- イベント前後はポジ縮小(FC/CB補正の上限±15pt以内を遵守)
結論
短期はVWAP上キープのままH1ドンチャン上限 111,231.75の突破監視。確率優先ならLCZ(108,990〜110,540)での反転確認後に押し目買い。中期は弱ドル+ネットワーク堅調が下支えだが、ETF日次フローの見出しで方向感が日替りになりやすい。ルール通りの終値確定/VWAP維持/SLはATR基準で淡々と。
出典

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