【レビュー】KABU&でんき

【レビュー】KABU&でんき 1.ライフスタイル

我が家は、一条工務店で建築しました。
オール電化の家で、住み始めて、1年と4カ月が経過しました。

今までの契約電力会社は「東京電力エナジーパートナー」で、プランは「スマートライフL」でした。去年、「KABU&」のサービスがリリースされ、気になっていたので、「KABU&でんき」を申し込み、2025年1月から電気料金が、「KABU&でんき」のプランが適用されました。

電気料金の第一印象は、「高っ」でした。
ただ、1年間様子を見てみようと思いました。

この記事では、下記目次の項目のとおり、掲載していきます。

契約電力会社を変更しても問題ないのか?

結論、問題ありません。

我が家では、太陽光発電を利用しており、余った電気を売電しています。
契約電力会社を変えると、売電が停止してしまうのでは?と、ビビっており、今まで変更しようとは思いませんでした。

「KABU&」のサービスリリースのニュースを見たときに興味を持ち、ふと、このタイミングで、変えてみようかなと思い立ち、試しに変更してみました。もし、売電が停止するなど起きたら、元に戻せないことはないだろうという安易な考えでした。

結果は、2025年02月時点も売電は継続されているので、問題なしです。

去年と今年の電気代比較

去年(2024年01月)の電気代

今年(2025年01月)の電気代

【レビュー】KABU&でんき

使用量が違うので、わかりにくい。
そこで使用量が似ているもので比較

2024年02月(652kWh)の電気代

2025年01月(649kWh)の電気代

【レビュー】KABU&でんき

「KABU&でんき」の方が、6000円ほど高くなりました。

「KABU&でんき」を1年間様子見しようとした理由

思ったよりも高かったので、金額を見たとき、契約を元に戻そうと思いました。

ただ、金額だけ見て戻すのも単純すぎるので、電気料金を分析してみました。

分析結果

分析の結果、「電気量料金」、「燃料費調整額」、「再エネ発電賦課金」、それぞれに差が出ていることがわかりました。

「再エネ発電賦課金」については、どの電力会社でも一律の金額なのでどうしようもない。ここの差額が、1300円分、今年の方が多い。

「燃料費調整額」は、契約している電力会社によって差が出るとことですが、これも個人ではどうしようもない。※経済情勢による変動もある。ここの差額が2000円分、kabu&でんきのほうが少ない(kabu&でんきのほうが2000円高い)。ただ、個々に関しては、「kabu&でんき」も「東京電力エナジーパートナー」も同じという公式の案内がでているため、経済情勢による違いであることがわかる。

ここまでで、去年との比較では6000円の差だとおもったが、電気利用量に関しては、実際は、2700円の差であることがわかった。

あとは「電気量料金」についてだが、ここは個人による対策ができそうな箇所であるため、後述に記載していきます。

電気量料金

電力会社によってプランが異なり、家庭によって一番差がでるところです。

今まで契約していた「東京電力エナジーパートナー」の「スマートライフL」は、日中の電気量料金が高く、夜が安くなるプランです。

・日中(午前6時〜翌午前1時)、「35.76円」
・夜間(午前1時〜午前6時)、「27.86円」

「東京電力エナジーパートナー」の2024年02月(652kWh)の内訳は、

・日中、「342kWh」
・夜間、「310kWh」

一方、「KABU&でんき」は、使用電気量によって、電気料金が変動していくタイプです。
※我が家は、オール電化なので、「6kVA以上プラン」となります。

・120kWhまで、「35.34円」
・120kWh超過~280kWhまで、「41.62円」
・280kWh超過分、「44.86円」

「KABU&でんき」は、使用電気量を抑えれば安くできることに気づきました。
我が家の夜間の電気使用が多いものは、主に「床暖房」、「エコキュートの湯沸かし」、「食洗器」となります。

この中で一番電気を使っているのは、「エコキュートの湯沸かし」でした。
※一条工務店の電気利用のアプリで、「パワーモニター」というのがあり、それを見ると、1時~4時台の電気使用量が多く、この時決まって動くのは、「エコキュートの湯沸かし」だったので。

このため、エコキュートの有名な対策である、「時間を12時間ずらして、昼にエコキュートの湯沸かしをする設定」を実施してみました。

結果、何と、一日の電気使用量が、「約5kWh」ほど少なくなりました。
単純計算、「5kWh×30日で、150kWh」の使用電力量の節約になる予想。

対策前

【レビュー】KABU&でんき

対策後

これを続けたときの毎月の電気料金が気になったのと、あわせて「KABU&」のメインである、「株がもらえる」が今後どのような結果をもたらすのかを見極めたく、継続利用することにしました。

なお、公式の案内で、オール電化向けのプランも検討中とのことなので、こちらのプランがでたら、さらに安く成りかもしれないという期待を持っています。

高くなった電気代に対する我が家の対策

対策は、「時間を12時間ずらして、昼にエコキュートの湯沸かしをする設定」を実施しました。
※ネットで「エコキュート N式」と検索すると、わかりやすい説明をされている先輩方がいるので、そちらを参考にして頂ければと思います。

結果、我が家では、対策はしたものの、kabu&でんきに変えても電気代はそれほど高くなっていないという結論を出しました。

また、これからkabu&の株引き換えもはじまるようなので、今後が楽しみです。

以上となります。
ご閲覧頂きありがとうございました。

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