USD/JPY | 短期↑ 中期↑ 金利差縮小と介入警戒の綱引き | 2025-10-23

usdjpy分析_20251023 AI分析

本記事は、わたしが自作したMT5のインジケーターとChatGPTを組み合わせた独自のテクニカル+ファンダメンタル分析の結果となります。内容はデイトレ・スイング目線の分析となります。

関口
関口

📢 注意喚起

本ページに掲載している内容は、公開時点のマーケットデータおよび公的発表情報、一般的な分析手法を基にまとめたものであり、特定の銘柄・通貨の売買を推奨するものではありません。

暗号資産(仮想通貨)や外国為替取引は価格変動が非常に大きく、元本割れや想定を超える損失が生じる可能性があります。取引を行う際は、ご自身の判断と責任に基づき、最新の経済指標や政策発表、相場環境をご確認のうえ、十分なリスク管理を行ってください。

特に重要経済イベント(例:米CPI、FOMC、各国中銀の政策決定など)の前後は、市場が急激に変動する可能性が高いため、新規ポジションの建てやレバレッジ取引には十分ご注意ください。

要約(短期/中期方向+確信度)

  • 短期(H1/M15): 上昇寄与が優勢、ただしDonchian上限前で伸び悩み
  • 中期(D1/W1): 上昇~レンジ上抜け狙い
  • TC(Technical Confidence)= 0.58(中程度)
  • Confidence Index(CI)≈ 60(補正なし)

ファンダメンタル分析

  • BOJの現状: 補完預金金利0.5%、基本貸出金利0.75%(2025/1/27以降)。直近の無担保コール翌日物(平均)0.477%(10/22)。(競技プログラミング予選サイト)
  • FOMC: 2025/9/17の決定・実施文書で準備預金付利を4.15%へプライマリークレジットを4.25%へ。→日米金利差は縮小方向へ一歩。(連邦準備制度)
  • VIX: 直近スポット18.6付近(10/22時点)。25未満で“高ボラ確定条件”は満たしていない(ここはCB層の参照のみ)。(cboe.com)
  • 当局発言/需給: 10月にかけて為替変動の過度なボラティリティに警戒する旨を日本の財務相が繰り返し表明(G7連携含意)。介入リスクの意識は残る。(Reuters)

FC(Fundamental Confidence)(1M枠、VIX重複加点なし)
鮮度0.8×/方向一致0.6×/重要度0.9×/反応強度0.6×/ポジ整合0.5× → 約0.68

総括(ファンダ)

当面は円安バイアスを残しつつもFOMCの利下げプロセス=金利差縮小がドル高の頭打ち要因。加えて日本側のボラ警戒が短期の上値に蓋。上方向は“押し目買い寄り”だが、介入ヘッジイベント前後のポジ縮小は必須。


テクニカル分析(短期/中期)

  • 上位足整合(D1 vs W1): MA20/50, MACD, RSIの一致率 ≈ 0.66(方向確証)
  • クロス強度(H1): |MA20−MA50|/MA50 → 中強度
  • オシレーター整合: RSI>50 & SQZMOM>0 一致
  • ボラ順応度: ADX/50≒良好
  • Donchian20: 現値は上限直下(未ブレイク)
  • VWAP/LCZ: 現値152.457はLCZ高値152.386わずか上押し目再突入→反転が理想

TC(0.58)内訳(寄与)

  • 上位足整合 0.25×0.66
  • クロス強度 0.25×~0.4–0.6
  • オシレーター整合 0.25×1
  • ボラ順応度 0.25×~0.6–0.7
    → TCBS=0.10を掛け0.58

確率寄与テーブル(シグモイド化)

  • 押し目買い優勢 ≈ 62.00%
  • 戻り売り優勢 ≈ 38.00%

総括(テクニカル)

VWAP帯(LCZ)への差し戻し→反発”のシナリオが確率優位。逆に、Donchian上抜け失敗→前高値圧力ならスッと押されやすい。


トレードプラン(Entry/TP/SL/LCZ)

現値(H1 Close)= 152.457
VWAP(last)=152.1561ATR_eff=0.4606LCZ=[151.9258, 152.3864]
Donchian20: 上限=152.499, 下限=151.500, 直近レンジ幅=0.999

1) 順張り(ブレイク型)

  • Entry152.529(= Donchian上限152.499 + 0.03のバッファ)
  • TP152.914(= 上限 + ATR_eff×0.9)
  • SL151.976(= Entry − ATR_eff×1.2)
  • LCZ: [151.9258152.3864](反転の再試しが来たら、成行追随は一旦見送り)

2) 押し目買い(LCZ確率優先)

  • Entry152.156(= LCZ中央で反転確認後)
  • TP152.656(= Entry + 直近レンジ幅×0.5)
  • SL151.880(= LCZ下端 − ATR_eff×0.1)
  • 押し目買い優勢確率62.00%

いずれもSL幅 ≈ ATR×1.2(通常)。高ボラ化が確認された場合は**×1.5**へ拡張。


リスク・注意点

  • FOMC/BOJイベント(声明・記者会見・要人発言)周辺はギャップ/スリッページ増大。
  • 為替介入ヘッドラインのテールリスク(“突発・逆指値ヒット”)は常在。(Reuters)
  • VIX<25で“高ボラ確定条件”は未達。今回のHLC±3%適用はユーザー指示への準拠であり、**運用ログ上は「高ボラ暫定判定」**として記録(VIXはCB層参照のみ、FC層では未加点)。(cboe.com)

結論

短期はLCZでの押し目→反発が合理的。ブレイクは152.529の確定越えで追随、152.914で利確目線。ファンダは金利差縮小圧力が徐々に効いてくるため、上を買うほど利幅は薄く、下を拾うほど期待値が上がるバランス。ポジションはイベント前に軽量化SLは常に機械的に。

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