本記事は、わたしが自作したMT5のインジケーターとChatGPTを組み合わせた独自のテクニカル+ファンダメンタル分析の結果となります。

関口
📢 注意喚起
本ページに掲載している内容は、公開時点のマーケットデータおよび公的発表情報、一般的な分析手法を基にまとめたものであり、特定の銘柄・通貨の売買を推奨するものではありません。
暗号資産(仮想通貨)や外国為替取引は価格変動が非常に大きく、元本割れや想定を超える損失が生じる可能性があります。取引を行う際は、ご自身の判断と責任に基づき、最新の経済指標や政策発表、相場環境をご確認のうえ、十分なリスク管理を行ってください。
特に重要経済イベント(例:米CPI、FOMC、各国中銀の政策決定など)の前後は、市場が急激に変動する可能性が高いため、新規ポジションの建てやレバレッジ取引には十分ご注意ください。
要約(短期/中期方向+確信度)
- 短期(H1/H4):上(MA20>MA50、MACD>Sig、RSI>50、ADX>25、SQZMOM>0 で概ね整合。ただし価格はVWAPを大きく上回り過熱気味)
- 中期(D1/W1):上(D1のMA20>50、W1のMA5>13 で整合)
- Confidence Index:68.1(Bレンジ:65–79)
ファンダメンタル分析
[48h(SFのみ)]
- 金は**$4,200を史上初めて突破。要因は米利下げ観測の強まりと地政学・通商不安**。直近48h材料につきSFにのみ反映(FCへは未加点)。(出典: Reuters, Reuters, Bloomberg)
[1M(FCのみ)]
- 金ETFフロー:9月は月間最大級の流入、Q3は記録的な四半期(推定**$26bn**)。需給面の追い風としてFCに反映。(出典: World Gold Council, Goldhub Data)
- COT:政府閉鎖により最新週の公表停止アナウンス。よってCOTによる新規加点は見送り。(出典: CFTC)
心理層(CB/SF/CBA)
- VIX(スポット)=20.64(10/15)でパニック域ではないが、連日の“史上高値”報道によるポジティブ報道量が強め。VIXはCB層でのみ参照。(出典: Cboe)
割当結果:
・SF(48h内:利下げ観測・記録高)= +3
・FC(1M内:ETFフロー)= 中立高め(0.68相当)
・CB(ニュース・VIX・報道量)= +30
・CBA(誤認補正)= +1
需給解析(COT/ETF/OI)
- COT:最新週は未公表(停止中)。新規評価なし。(出典: CFTC)
- ETFフロー:グローバルで大幅流入(Q3は過去最高級)。需給は強い追い風。(出典: World Gold Council)
テクニカル分析(短期/中期)
主要指標(代表=各TF最終行)
- H1:Close≈4209.98、VWAP≈4034.41(UTC 00:00リセット)、ATR14≈37.86、RSI14>50、ADX14>25、SQZMOM>0、MACD>Sig、MA20>MA50
- H4:H1と整合(MA20>50、RSI>50)。
- D1/W1:上昇トレンドの延長(D1 MA20>50、W1 MA5>13)。
- Pivot(H1, 直近バー):P≈4211.41/R1≈4219.10/S1≈4203.71(構造認識のみ使用、トリガー/TPへ非直入)
上位足との距離感
- 価格はVWAPを大きく上回り、LCZ(後述)から乖離。押し目待ち優位。
整合マップ(短期/中期+スコア)
- 短期TC:0.7517 → TCBS=0.10固定 → TC=0.6765
- 上位足整合 0.25/0.25、クロス強度 0.20/0.20、オシレーター整合 0.16/0.20、統計信頼度 0.16/0.20(代理)、ボラ順応 0.15/0.15
- 中期:D1/W1方向一致、ボラティリティ上昇局面でも押し目は浅い傾向。
補正シナリオ
- 過熱・乖離補正:VWAPからの上方乖離が大きく、追い高値の成行は非推奨。LCZでの反応確認後に順張りが統計的に堅い。
- 反転警戒:ADXが低下に転じ、SQZMOMが負転、H1でMA20<50に変化した場合はブレイク型のみ短期ショート許容。
トレードプラン(Entry/TP/SL/LCZ)
高ボラ判定:VIX=20台→未達(>25で高ボラ)。よってSL倍率=1.2を採用。
ATR_eff=max(ATR_H1, ATR_H4)=37.86
- LCZ(Base=H1 VWAP±ATR_eff×0.5):
[4015.48 , 4053.34]
→ ここへの押し目再上昇確認が順張りのメイン・トリガー - 順張り・押し目 Long(確率優先・推奨)
Entry:4053.34 近辺(LCZ上限で反発確定後)
TP:4071.43(直前レンジ幅×成功率×ATR倍率に基づく中庸値)
SL:4036.26(ATR×1.2。LCZ直下のため+0.1×ATR加算条件は未適用) - ブレイク型(成行許容はこの条件のみ)
BuyStop:4216.10(直近高値終値+ATR×0.2)
SellStop:4176.90(直近安値終値−ATR×0.2) - 逆張り・短期 Short(非推奨、条件付き)
条件:H1でMA20<MA50、MACD<Sig、RSI<50、ADX>25、SQZMOM<0、VWAP下へ復帰。
現状は未充足(短期は上)。
等級:B(65–79) 上位足整合・統計整合が強く、需給も追い風。ただしエントリーはLCZ待機が前提。
リスク・注意点
- 価格乖離:現値がVWAP/LCZから大きく上方乖離。追随エントリーは不利な期待値。
- イベント変化:48h材料はSFのみ加点中。利下げ観測の後退・地政学緩和でSF低下のリスク。
- COTブラインド:最新COTが欠落中で先物ポジションの偏り把握に不確実性。(出典: CFTC)
- VIX二重使用:本レポートはCBのみでVIXを参照(FCで0)。ダブルカウント回避済み。(出典: Cboe)
結論
- 方向:短期・中期とも上。
- 戦略:LCZ(4015–4053)への押し目待ち→反転確定後にLong。ブレイク型は4216.10超えのみ成行容認。
- 確信度:68.1(B)。需給(ETFフロー)とテクニカル整合は強いが、短期過熱により押し目待ちが最善。
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