本記事は、わたしが自作したMT5のインジケーターとChatGPTを組み合わせた独自のテクニカル+ファンダメンタル分析の結果となります。

📢 注意喚起
本ページに掲載している内容は、公開時点のマーケットデータおよび公的発表情報、一般的な分析手法を基にまとめたものであり、特定の銘柄・通貨の売買を推奨するものではありません。
暗号資産(仮想通貨)や外国為替取引は価格変動が非常に大きく、元本割れや想定を超える損失が生じる可能性があります。取引を行う際は、ご自身の判断と責任に基づき、最新の経済指標や政策発表、相場環境をご確認のうえ、十分なリスク管理を行ってください。
特に重要経済イベント(例:米CPI、FOMC、各国中銀の政策決定など)の前後は、市場が急激に変動する可能性が高いため、新規ポジションの建てやレバレッジ取引には十分ご注意ください。
要約(短期・中期方向と確信度)
- 短期(M15/H1/H4):混在。H1は強含み、H4は弱含み → スコア 50/100
- 中期(D1/W1/MN1):D1はMA200上だがMACD<Signal・ADX<25でトレンド確定には弱い → スコア 50/100
- Total Confidence(Raw):
= 0.6×短期(50) + 0.3×中期(50) + 0.1×ファンダ(後述) ≒ 45/100(現状は観察優先)
ファンダメンタル分析(48h/1M)
直近48h〜1週間の材料
- 米国:政府機関の一部閉鎖に伴い主要統計の遅延が発生。9月CPIは10/24公表予定(BLS方針)。雇用統計は遅延中。FOMC(9/17)は25bp利下げ、パウエル会見は「成長鈍化・雇用リスク上昇、インフレやや高止まり」を確認。(Reuters)
- ユーロ圏:9月HICPフラッシュ 2.2%(8月2.0%)。ECB 9/10-11議事要旨と直近発言では「現行水準は概ね適切、先行きはデータ次第」。(European Commission)
- ドル需給/リスク指標:直近1〜2週、ドル指数は材料に振れつつ弱含み→反発の局面/VIXは上昇気味(直近21台に急伸)。FXストラテジストの見通しは年末までのドル軟化バイアスが優勢。(Reuters)
1か月観測
- 米インフレは8月時点で月次+0.3%ペース、雇用は8月+22千人で鈍化。市場は追加利下げ観測を高水準で織り込み。ユーロ圏はヘッドライン2.2%へ再加速するも目標近傍。総じて金利差縮小=EURに相対追い風だが、米データ再開や地政学・ボラ上振れが不確実性。(Bureau of Labor Statistics)
研究知見メモ(参照のみ):ニュース/SNSセンチメントは説明力は限定的だが補助変数として有用。解釈性やアスペクト別の活用が推奨。
Fundamental層スコア:+3pt(0〜+10スケール換算;米データ遅延で不確実、ユーロ圏は2%近傍=ややEUR追い風、VIX上昇で重石。重複計上なし)
需給補正(COT/ETF/OI):該当データ未参照のため0pt(上限±0.15、今回は加点なし)
テクニカル分析(役割分離)
短期(Base=M15|トリガー専用)
- 最新Close ≈ 1.1619、VWAP ≈ 1.15993、ATR14 ≈ 0.00179(約18pips)。
- LCZ=VWAP ± 0.5×ATR → 上限 1.16082/下限 1.15903。
- VWAPトリガー:直近足はLCZ外での新規ブレイク未確定(上抜・下抜とも不成立)。
- モメンタム:H1はMACD>Signal・RSI>50、H4はMA20<MA50で弱め。短期整合は中立。
中期(構造専用)
- D1:価格はMA200上。ただしMACD<SignalかつADX<25で強いトレンド判定は不可。
- W1/MN1:時間整合は許容内。構造方向の明確性は低い。
指標定義・用法はBloomberg TA/Fidelity資料に準拠(MA/RSI/ADX/ATR/MACD等)。
補正シナリオ(Dynamic Confidence Projection)
Raw 45<60のため試算適用。目標:ADX30/RSI55/Fundamental0.30。
- 現状ADX(M15)は低め、RSIは50±。ファンダ層は0.03。
- 補正後でも60未満の見立て(ボラが高まる/ECB・米CPIで乖離解消なら上振れ余地)。
トレードプラン(Base=M15|価格換算はBaseのみ)
前提:LCZ内での新規構築は禁止。VWAP終値ブレイク→次足でLCZ外維持が条件。
ロング(トリガー発生時のみ)
- Entry:1.16082(= VWAP + 0.5×ATR の終値確定上抜)
- VSTP適用:今回、H1 ATR ≥ 2×M15 ATRの条件を満たさず(推定) → EF=1.0
- TP:Entry + ATR×1.2×EF ≈ 1.16082 + 0.00179×1.2 = 1.16297
- SL:Entry − ATR×0.6×EF ≈ 1.15975
- 段階利確:+ATR×1.2到達(約+21.5p)で50%/全利確はTP
ショート(トリガー発生時のみ)
- Entry:1.15903(= VWAP − 0.5×ATR の終値確定下抜)
- TP:Entry − ATR×1.2×EF ≈ 1.15688
- SL:Entry + ATR×0.6×EF ≈ 1.16010
Precision Modeは未適用(ニュース回避±60分/SQZMOM連続2バー等のゲート条件をフル充足できる場面待ち)。
VSTP拡張はBase=M15 & H1ボラ2倍以上になれば再評価(最大EF=4.0、Precision時は1.5〜3.0)。
リスク・注意点
- 米主要統計の遅延により、10/24の米CPIまでファンダの不確実性が高い。発表**±60分は新規建て回避**。(Reuters)
- VIX上昇局面ではヒゲ増加・LCZフェイクが出やすい。サイズはATR×0.6基準で厳守。(Reuters)
- 中期は方向明確でないため、強気/弱気どちらも“ブレイク→素早い利確”の戦術が合理的。
- データ整合:M15に軽微な関係ノイズを検出。触れ幅が小さい時間帯はスプレッド影響を受けやすい。
結論
短期・中期ともに中立(50/100)で、ファンダはややEUR追い風だが、米データ再開まではボラ次第。
戦略:LCZ外でのVWAP確定ブレイク待ち。ロングは1.16082上抜確定→1.16297/1.15975、ショートは1.15903割れ確定→1.15688/1.16010。Total Confidence(Raw)45でサイズは軽め、段階利確を徹底。
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