本記事は、わたしが自作したMT5のインジケーターとChatGPTを組み合わせた独自のテクニカル+ファンダメンタル分析の結果となります。

📢 注意喚起
本ページに掲載している内容は、公開時点のマーケットデータおよび公的発表情報、一般的な分析手法を基にまとめたものであり、特定の銘柄・通貨の売買を推奨するものではありません。
暗号資産(仮想通貨)や外国為替取引は価格変動が非常に大きく、元本割れや想定を超える損失が生じる可能性があります。取引を行う際は、ご自身の判断と責任に基づき、最新の経済指標や政策発表、相場環境をご確認のうえ、十分なリスク管理を行ってください。
特に重要経済イベント(例:米CPI、FOMC、各国中銀の政策決定など)の前後は、市場が急激に変動する可能性が高いため、新規ポジションの建てやレバレッジ取引には十分ご注意ください。
要約
- 短期(〜1週間):下降方向(確信度 75)
短期指標(H1・M15)のMACD・RSI・SQZMOMがすべて下方向を指し、強い下落モメンタムを確認。 - 中期(〜1か月):弱含み〜中立(確信度 60)
日足・週足では下降方向の勢いはやや緩和しているが、上昇継続力は限定。
月足では長期上昇トレンドが減速フェーズに入りつつある。
総合見通し:
現在のGBP/USDは、上値の重さが顕著で戻り売り優勢局面。
1.3530〜1.3600ゾーンでの反落圧力が強く、サポート帯1.3320〜1.3400のテストが焦点。
ファンダメンタル分析結果
日時(JST) | イベント/要因 | 想定インパクト | 根拠・参照URL |
---|---|---|---|
2025/10/03 | 米政府機関閉鎖リスク・債務上限問題 | ドル軟化 → GBP/USD上昇圧力 | Reuters |
2025/10/01 | 英国成長見通しの鈍化・財政懸念 | ポンド下押し → GBP/USD下落要因 | The Guardian |
2025/09/30 | BoEの利下げ観測強まる | 金利差縮小 → ポンド売り圧力 | Forex.com |
2025/09/29 | 市場予想:年末1.37〜1.39レンジ | 緩やかなポンド高期待も、強材料乏しい | ExchangeRates.org.uk |
2025/09/28 | DXY指数反落傾向 | ドル軟化 → 一時的ポンド支援 | TradingEconomics |
要点整理:
米ドルは政治リスクで軟調だが、英国の景気鈍化とBoEの緩和観測が上値を抑制。
ファンダメンタル構造上は「下値模索しつつも、ドル弱化で限定的反発も」あり得るが、主軸は中期下押し傾向。
テクニカル分析結果
1. MA20/MA50クロス履歴(直近重要転換)
Timeframe | Datetime | Type |
---|---|---|
MN1 | 2023-12-01 | Golden Cross |
W1 | 2025-04-06 | Golden Cross |
D1 | 2025-09-04 | Golden Cross |
→ 直近D1のゴールデンクロス以降も価格は伸び悩み、上値追随が乏しい。中長期では勢い鈍化。 |
2. 直近テクニカル方向性(2025/10/08現在)
Timeframe | MACD方向 | ADX強度 | RSI傾向 | SQZMOM動向 | ATR値 |
---|---|---|---|---|---|
MN1 | ↗︎上昇 | ↗︎強い | ↗︎上昇 | ↘︎下降 | 0.0460 |
W1 | ↘︎下降 | -弱い | -中立 | ↗︎上昇 | 0.0181 |
D1 | ↘︎下降 | -弱い | ↘︎下降 | ↘︎下降 | 0.0079 |
H1 | ↘︎下降 | ↗︎強い | ↘︎下降 | ↘︎下降 | 0.0012 |
M15 | ↘︎下降 | ↗︎強い | ↘︎下降 | ↘︎下降 | 0.0003 |
→ 短期(M15〜H1)では下降圧力が非常に強い。
RSI・SQZMOMともに売られすぎ圏の接近を示唆。ADX>25でトレンド強度を確認。
→ 日足・週足も下降指標が優勢。
MACDがシグナルを下回り、RSI<45でモメンタム減衰。
→ 月足は上昇維持も勢い低下。
3. サポート・レジスタンス分析
- 主要レジスタンス:1.3530〜1.3600(MA群集結ゾーン)
- 主要サポート:1.3320〜1.3400(レンジ下限)
- 下抜け目標:1.3140(前回下落のターゲット水準)
- 上抜け転換点:1.3620超え(上値ブレイク確定レベル)
4. トレンド構造総括
時間軸 | トレンド判定 | コメント |
---|---|---|
月足 | 上昇減速 | 長期の買いトレンドが鈍化、モメンタム低下 |
週足 | 弱レンジ | 上下圧力が拮抗、方向感薄 |
日足 | 明確下降 | モメンタム弱化、下値試し継続 |
H4/H1 | 強い下降 | 売り勢力優勢、戻り売り有効局面 |
M15 | 下降強勢 | 短期モメンタム急落中、下抜けリスク高 |
トレードプラン仮説(if-then)
短期(〜1週間)
- ショート戦略(優勢シナリオ)
If 1.3530〜1.3550戻り失敗 → 売り
Then 目標:1.3380〜1.3320
Stop:1.3570〜1.3600
→ 強モメンタム下降+ADX高水準のため有効。 - 反発ロング(限定反発狙い)
If 1.3320でサポート維持&RSI反発出現 → 買い
Then 目標:1.3440〜1.3500
Stop:1.3280
中期(〜1か月)
- 順張りショート
If 1.3322割れ確定(終値ベース) → 追随ショート
Then 目標:1.3140
Stop:1.3400
→ トレンド方向一致・勝率高め。 - ロング反転戦略(条件限定)
If DXY継続下落+BoEタカ派発言 → ロング転換
Then 目標:1.3600超
Stop:1.3440割れ
リスク・注意点
- 米・英双方の中央銀行発言サプライズ(BoE利下げ/Fedタカ派)
- 英国成長指標・財政政策の不透明化
- 米雇用統計/CPIなどの強弱サプライズ
- レンジ内ノイズ拡大によるダマシブレイク
- 欧米株式市場のリスクオフ転換(ドル需要回帰)
- テクニカル遅行性によるクロス乖離判断ミス
参照ソース一覧
結論
ファンダメンタル構造とマルチタイムフレーム分析の整合性から判断すると、
**GBP/USDは「下降優勢レンジ局面」**にあり、短期では戻り売りが最も合理的。
- 上値抵抗:1.3530〜1.3600
- 下値焦点:1.3320〜1.3400
- 突破後のターゲット:1.3140
短期トレンドは下降優勢で確信度75。中期では依然調整リスクを抱えつつ、方向感は限定的。
重要指標発表(米CPI、英GDP、BoE声明)前後24時間はポジション縮小を推奨。
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