本記事は、わたしが自作したMT5のインジケーターとChatGPTを組み合わせた独自のテクニカル+ファンダメンタル分析の結果となります。

関口
📢 注意喚起
本ページに掲載している内容は、公開時点のマーケットデータおよび公的発表情報、一般的な分析手法を基にまとめたものであり、特定の銘柄・通貨の売買を推奨するものではありません。
暗号資産(仮想通貨)や外国為替取引は価格変動が非常に大きく、元本割れや想定を超える損失が生じる可能性があります。取引を行う際は、ご自身の判断と責任に基づき、最新の経済指標や政策発表、相場環境をご確認のうえ、十分なリスク管理を行ってください。
特に重要経済イベント(例:米CPI、FOMC、各国中銀の政策決定など)の前後は、市場が急激に変動する可能性が高いため、新規ポジションの建てやレバレッジ取引には十分ご注意ください。
要約
BTCUSD(ビットコイン/ドル)は、2025年10月8日時点で短期は調整継続の可能性が高く、方向性は下方バイアス(下降)。
一方で中期(〜4週間)は上昇トレンドの持続性が依然として強い。
- 短期(〜1週間)方向性:下降バイアス/確信度80
- 中期(〜1か月)方向性:上昇トレンド継続中/確信度70
ファンダメンタル分析結果(最新4週間)
分析対象期間:2025年9月10日〜2025年10月8日(JST)
日付 | イベント・情報 | 参照元 | 想定インパクト |
---|---|---|---|
2025/10/05 | 米スポットBTC ETFへ約32億ドルの流入。史上最高水準(価格押し上げ要因) | CoinDesk | 強い買い圧力・強気 |
2025/10/04 | BTCが$125,000を突破し史上最高値を更新 | Investopedia | 上昇継続を支持 |
2025/10/07 | 米国債利回り再上昇→リスク資産に売り圧力、BTCも上昇一服 | FXStreet | 短期反落リスク |
2025/09/25 | CFTCデータ:BTC先物ネットロングポジションが年初来最大 | CFTC | 中期強気材料 |
2025/09/20 | DXY(ドル指数)上昇、BTC一時上値重くなる | TradingView | 短期抑制要因 |
要点まとめ:
- ETF資金流入+CFTCポジション=中期上昇を支持するファンダメンタル
- ただし、ドル高・金利上昇・ETF買い一服により短期は調整局面入り
→ よって、「中期上昇・短期調整」という構造がファンダメンタル的にも裏付けられる。
テクニカル分析結果(CSVファイル補完ベース)
CSVファイル(BTCUSD#_20251008_090045.csv)の解析による定量結果:
時間軸 | MA20/MA50 | MACD | RSI | ADX | SQZMOM | トレンド総評 |
---|---|---|---|---|---|---|
MN1(月足) | ゴールデンクロス発生済(継続) | MACD > Signal(強気継続) | 71.16(過熱気味) | 53.46(トレンド強) | +5065(モメンタム強) | 上昇トレンド持続(強) |
W1(週足) | GC維持 | MACD ≈ Signal(減速) | 63.05 | 21.68(弱) | +1236 | 上昇だが勢い鈍化 |
D1(日足) | GC発生済/現在乖離縮小 | MACD > Signal(+1,092差) | 60.43 | 57.13(強) | +5379 | 上昇トレンド継続 |
H4(4時間足) | MA20 < MA50(デッドクロス) | MACD < Signal(反転中) | 44.27 | 20.59(中性) | -617 | 短期下降転換の初期 |
H1(1時間足) | MA20 < MA50(デッドクロス) | MACD < Signal | 34.75(売られすぎ近い) | 24.38(中性) | -1387 | 短期下降トレンド中 |
M15(15分足) | MA20 < MA50 | MACD < Signal | 39.07 | 34.55 | +10 | レンジ下落基調 |
補完分析(確認済み数値ベース)
- 短期(H1〜H4):
MA20とMA50のデッドクロス確定、MACDも下抜け、RSIが34〜44。
→ 調整または短期下落局面。買いは時期尚早。 - 中期(D1〜W1〜MN1):
MA20>MA50を維持、MACDも正の乖離を保ち、ADX高値維持。
→ 大局では強い上昇トレンドが継続。 - SQZMOM(モメンタム):
H1/H4が負(下降)へ転換、D1が正値を維持。
→ 「日足上昇・短期反落」の典型的な分解構造。
テクニカル方向性
- 短期:下降(確信度80)
- 中期:上昇継続(確信度70)
トレードプラン仮説(if-then)
短期(〜1週間)
- 条件(if): H1/H4のデッドクロス継続+RSI<40+MACD下向き維持
- then: 下降トレンド継続を前提に戻り売り戦略
- ショートエントリー:$122,800〜$123,500
- 利確目標:$120,500〜$121,000
- 損切り:$124,800上抜け(H1 MA50超え)
中期(〜4週間)
- 条件(if): 日足ベースでMA20>MA50継続+ADX>50+RSIが50以上で反発
- then: 上昇再開シナリオで押し目買い戦略
- ロングエントリー:$120,000〜$121,000(D1サポート帯)
- 利確目標:$127,000〜$130,000
- 損切り:$118,500割れ(D1 MA50下抜け)
リスク・注意点
- ファンダメンタル変化リスク:ETF資金流入が一時停止すればトレンド鈍化
- 金利・ドル指数リスク:DXYの上昇はBTCの短期反落圧力に
- テクニカル反転リスク:D1レベルでMA20がMA50を割り込むとトレンド転換確定
- ボラティリティ(ATR)上昇リスク:D1 ATR=3029 → 価格変動幅が日々±2.5%想定
- 週末ギャップ:CME休場中の現物急変動に注意
参照ソース一覧
結論
- 短期(〜1週間): テクニカル的には調整フェーズ入り。H1/H4デッドクロス+RSI低下が示す通り、短期下降優勢。
- 中期(〜1か月): ファンダメンタル・テクニカル双方で上昇トレンド持続が確認されており、押し目買い有利。
最も合理的な戦略は「短期ショート+中期ロングへの切り替え監視」。
次のフェーズでは、H4のMAクロスとMACDの再転換が出たタイミングでロングへの再エントリーが有効。
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