本記事は、わたしが自作したMT5のインジケーターとChatGPTを組み合わせた独自のテクニカル+ファンダメンタル分析の結果となります。

📢 注意喚起
本ページに掲載している内容は、公開時点のマーケットデータおよび公的発表情報、一般的なテクニカル分析手法を基にまとめたものであり、特定の銘柄・通貨の売買を推奨するものではありません。
暗号資産(仮想通貨)や外国為替取引は価格変動が非常に大きく、元本割れや想定を超える損失が生じる可能性があります。取引を行う際は、ご自身の判断と責任に基づき、最新の経済指標や政策発表、相場環境をご確認のうえ、十分なリスク管理を行ってください。
特に重要経済イベント(例:米CPI、FOMC、各国中銀の政策決定など)の前後は、市場が急激に変動する可能性が高いため、新規ポジションの建てやレバレッジ取引には十分ご注意ください。
要約
- 短期(~1週間):レンジ~下押し優勢(確信度65%)
→ D1・H4でRSIが50付近を上下し、ADXが低めでトレンド不明瞭。直近は20/50MAが接触してデッドクロス気味。短期は1.1700近辺のサポートを試しに行く可能性が高い。 - 中期(~1か月):上昇維持だが調整局面(確信度70%)
→ MN1・W1でMA・MACDは依然として上昇基調。ただしRSIがやや高値圏から調整入り。1.1600台の押し戻しを許容しつつも上方向トレンドは継続しやすい。
ファンダメンタル分析結果(直近1か月)
- 米国:GDP改定値・雇用統計が予想より堅調で、FRBの利下げ期待が後退。ドル買い圧力強化。【参照:Reuters】
- ユーロ圏:ECBは景気減速とインフレ鈍化に挟まれ、利下げ観測が継続。特にドイツのPMIは弱く、ユーロ売り要因。【参照:LiteFinance】
- ポジショニング:COTではユーロロングがやや積み上がり、反落リスクあり。
- リスク要因:VIX・MOVEは小康状態でリスクオン優勢。ドルの一方的買いは限定的。
→ ファンダメンタルは「ドル買い優勢だが極端なトレンドにはなりにくい」状況。
テクニカル分析結果
- 月足(MN1)
- Close=1.1728、MA20=1.1123 → 大幅に上抜き。上昇トレンド継続。
- MACDプラス圏上昇、ADX=35(トレンド強め)。
- 週足(W1)
- Close=1.1728、MA20=1.1692上回り。中期上昇継続。
- RSI=63 → やや買われすぎ警戒。ADX=23(トレンド弱まり)。
- 日足(D1)
- Close=1.1728、MA20=1.1747下回り。短期はレンジ~弱気。
- RSI=50、ADX=18 → 明確なトレンドなし。MACDはシグナル下回りで売り示唆。
- 4時間足(H4)
- Close=1.1728、MA20=1.1735付近で揉み合い。
- RSI=48で中立、ADX=23と弱い。
- 1時間足(H1)
- RSI=45で弱気バイアス。ADX=16でトレンド不明瞭。
- MA20とMA50がデッドクロス。
→ テクニカル的には、上位足(MN1・W1)が上昇トレンド維持も、下位足(D1以下)は調整~弱気。典型的な「中期上昇トレンドの押し目」局面。
重要水準
- レジスタンス:1.1780(直近高値)、1.1850(上昇チャネル上限)
- サポート:1.1700(日足MA付近)、1.1650(H4下限チャネル)、1.1600(中期サポート)
- Pivot(日足ベース):PP=1.1725、S1=1.1690、R1=1.1760
トレードプラン仮説
- ロング戦略
- if 1.1700サポートを維持+RSI反発 → Buy
- 目標:1.1760 → 1.1850
- ストップ:1.1680割れ
- ショート戦略
- if 1.1760抵抗で反落+MACDデッドクロス継続 → Sell
- 目標:1.1700 → 1.1650
- ストップ:1.1785超え
参照ソース一覧
結論
EUR/USDは中期的に上昇トレンド維持だが、短期は調整局面入り。
1.1700~1.1650のサポートを試す展開が有力。ここで支えられれば再び上昇トレンド復帰のシナリオ。
短期トレードはショート優位、中期は押し目買い狙い。
補足
押し目買いシナリオ分解
シナリオA:浅い押し目(強気相場が健在)
- 条件:1.1700(日足サポート&Pivot付近)で下げ止まる
- 根拠:
- D1のMA20が1.1747にあり、その少し下で反発するなら「強気がまだ支配」している証拠
- RSIが50付近から反転上昇すれば短期の買い圧力が戻る
- 戦略:
- 1.1705~1.1710でロング
- 目標:1.1760 → 1.1850
- ストップ:1.1680割れ
→ これは「強気相場が健在」のサインで、短期押し目をすぐに買いにいけるケース。
シナリオB:中程度の押し目(健全な調整)
- 条件:1.1700を割り込み、1.1650まで押すが反発
- 根拠:
- H4チャネル下限と日足のサポート帯が重なる
- MACDがマイナス圏で底打ち、RSIが30~40付近で反発
- 戦略:
- 1.1655~1.1660でロング
- 目標:1.1725(Pivot PP)→ 1.1780
- ストップ:1.1625割れ
→ これは「典型的な健全な押し目」。一旦売りが走るが、最終的には月足・週足のトレンドが買い支える。
シナリオC:深い押し目(トレンドの岐路)
- 条件:1.1650を割り、1.1600近辺でサポートを探る
- 根拠:
- 中期サポート、過去の反発ポイント
- 週足で見てもここを明確に割るとトレンド転換シグナルになりやすい
- 戦略:
- 1.1605~1.1615で逆張りロング(小ロット)
- 目標:1.1700(戻り売り候補)
- ストップ:1.1575割れ
→ これは「深押しからの最後の買い場」シナリオ。ただしリスクが大きいのでサイズを落とすべき。
まとめ
- 第一注目レベル:1.1700前後 → 浅い押し目で反発できるか?
- 割れた場合の第二注目:1.1650 → 健全な押し目の本命ゾーン
- さらに深押し:1.1600 → トレンド転換リスクが強まる最終防衛ライン
短期ならシナリオA・B、中期ならむしろシナリオB・Cを狙うのが合理的。
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