本記事は、わたしが自作したMT5のインジケーターとChatGPTを組み合わせた独自のテクニカル+ファンダメンタル分析の結果となります。

📢 注意喚起
本ページに掲載している内容は、公開時点のマーケットデータおよび公的発表情報、一般的なテクニカル分析手法を基にまとめたものであり、特定の銘柄・通貨の売買を推奨するものではありません。
暗号資産(仮想通貨)や外国為替取引は価格変動が非常に大きく、元本割れや想定を超える損失が生じる可能性があります。取引を行う際は、ご自身の判断と責任に基づき、最新の経済指標や政策発表、相場環境をご確認のうえ、十分なリスク管理を行ってください。
特に重要経済イベント(例:米CPI、FOMC、各国中銀の政策決定など)の前後は、市場が急激に変動する可能性が高いため、新規ポジションの建てやレバレッジ取引には十分ご注意ください。
要約(短期 / 中期見通し)
銘柄 | 短期方向性 | 確信度 | 中期方向性 | 確信度 |
---|---|---|---|---|
GBP/USD | 若干下押し~レンジ下振れ | 60 % | 弱めのレンジ~下落トレンド | 55 % |
「まだ強い上昇トレンド」とは言い難く、“下降圧力優勢だけど反発も可能”というニュアンス。
主因として、米ドルが強め、英国経済リスク、先行指標の不透明感などが下押し要因になっていると見る。
ファンダ材料(日時 / JST・ソース / 想定インパクト)
以下が最近の主要なファンダ要因と、それが GBP/USD に与えうる影響(仮説):
日時 | イベント / 発表 | ソース | 想定インパクト |
---|---|---|---|
2025-09-24 | パウエル議長が利下げに慎重な姿勢を示す | Reuters (Reuters) | 米ドルの強さ維持 → GBP/USD に下押し圧力 |
最近 | 英国の借入額急増が市場を動揺させる | Reuters (Reuters) | 英国の信用リスク上昇 → ポンド売り圧力 |
最近 | OECD が英国の 2025年インフレが G7で最も高くなると予測 | The Guardian (ガーディアン) | 通貨の実質価値低下見込み → ポンド下振れ圧力 |
最近 | 米国の金利余地:さらに追加利下げ余地ありとの見方 | FT / OECD (フィナンシャル・タイムズ) | 将来的にはドル抑制要因になる可能性。ただし現在は慎重姿勢強し |
注意:上記は “もしこうなれば” の仮説であって確定ではない。中央銀行声明やインフレ統計、雇用統計などが裏切れば方向が変わる。
テクニカル分析
採用できる所見
- 下降チャネルまたは斜めレジスタンス帯
黄色の斜めライン群が上から押さえとして作用してそう。価格はそのレジスタンスに近づくたびに跳ね返されやすい様子。 - 雲(ボラティリティ/モメンタム調整域)
灰色の帯(恐らく一目の雲成分に相当)に価格が接触・上抜けできず戻される動きが見える。雲上抜けの確度が低ければ上行きは抑えられる。 - 複数移動平均線の重なりおよび収束
白・青・シアン・赤など複数の MA 線群が混在していて、しばしば揉み合いを起こしている。つまり “トレンドがはっきり出にくい” 相場構造であると読み取れる。 - 最近の値動きの下ヒゲ(サポート反発)
下に振られて跳ね返されるローソク足も見られ、それが “サポート帯” の存在を示唆している可能性。
総じて、テクニカルは「方向性は下向き傾向だが、反発レンジも併存」型と見るのが無難。
重要水準(Pivot / サポート・レジスタンス / MA 等)
下の数値は図面からの読み取りおよび典型的な目安で、実際値とは乖離ありうる。
- レジスタンス帯:1.3550 〜 1.3600 あたりの斜めライン+水平抵抗線群
- サポート帯:1.3420 〜 1.3450 あたり。下方雲下限、過去反発実績帯
- 中間的抵抗:1.3500 水準も意識されやすい
- 移動平均線:図に複数 MA 群(短期~長期)が重なっているゾーンを通過中。これが動きの転換点になりえる。
- 雲の上下端:価格が雲の内部、上限突破できていない点から雲上限が抑えになる可能性大。
また、過去の高値・安値やチャネルの節目(黄色ライン交点など)も重要水準として使える。
トレードプラン仮説(if-then 戦略) & リスク管理
以下は仮のシナリオとそれに対する戦略案。必ずリアルタイムの価格・指標で確認を。
シナリオ A:上に反発するが抑えられる → 短期ショート
- 条件(if):価格が 1.3500〜1.3550 あたりのレジスタンス帯に押し戻される形。上ヒゲを伴い始値を下回るローソク足出現。
- エントリー:そのレジスタンス帯からの戻り売りエントリー
- 損切り:レジスタンス帯を明確に超えたら(+10〜20 ピプス余裕をとる)
- 利確目安:1.3450 〜 1.3420 あたり(サポート帯方向)
- リスク管理:ポジションサイズを口座の 1 % 程度に抑える。重大指標発表前後 ±30分〜1時間は建てない。
シナリオ B:サポートを割る → 中期下行継続
- 条件:1.3420 を明確に下抜け、クローズ伴う
- エントリー:ショート続行、戻りを見て追撃でも可
- 損切り:抜け戻りを阻むレジスタンス付近(旧サポート近辺)
- 利確目安:1.3350 〜 1.3300 あたり、次のサポート帯まで
シナリオ C:底で反発 → 押し目買い
- 条件:1.3420~1.3380 あたりで強い反発サイン(長下ヒゲ、支持反転、モメンタム反転など)
- エントリー:その反発初動で買い
- 損切り:反発起点を割ったら即終了
- 利確目安:1.3500 → 1.3550 の抵抗帯方向。ただし無理はしない
共通リスク管理ルール:
- 大きな経済指標(米雇用統計、インフレ統計、BoE/FRB 会合)前後 ±30~60分は建玉禁止
- スプレッド拡大・滑りリスクを考慮し、通常サイズより安全マージンを確保
- 利益を一定に確保できたら分割利確を検討する
参照ソース一覧
- Reuters(パウエル発言・ポンド下落) (Reuters)
- Reuters(英国借入・ポンド市場混乱) (Reuters)
- The Guardian(OECD予測:英国インフレ高) (ガーディアン)
- FT / OECD(米利下げ余地論) (フィナンシャル・タイムズ)
- Barchart(GBP/USD 移動平均・指標要素) (Barchart.com)
結論
チャートとファンダを組み合わせると、今の GBP/USD は「やや弱めのレンジ下振れを志向しつつ、反発も挟む」ような中途半端な相場構造に近いと見る。強い買い波を狙うよりも、動きの上限・下限を意識して「戻り売り/下抜けフォロー」の戦略が優位になりそう。
短期なら、レジスタンス帯付近でのショートを主軸に置き、サポート帯を割るなら積極的にショート追撃、逆にサポートで確実な反発サインを得たら慎重な押し目買いもアリ。ただし、主要指標発表や突発の材料には常に警戒を。
昨日の見通し結果考察
GBP/USD は レンジ帯でのもみ合いが継続する可能性が高く、上に飛び出すなら 1.3560〜1.3600 を越えてくるかが試金石。一方で、1.3420 あたりサポートが破られれば、中期で 1.3300 台までの下落リスクあり。
レンジ帯での揉み合いから、下落しましたね。
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