本記事は、わたしが自作したMT5のインジケーターとChatGPTを組み合わせた独自のテクニカル+ファンダメンタル分析の結果となります。

📢 注意喚起
本ページに掲載している内容は、公開時点のマーケットデータおよび公的発表情報、一般的なテクニカル分析手法を基にまとめたものであり、特定の銘柄・通貨の売買を推奨するものではありません。
暗号資産(仮想通貨)や外国為替取引は価格変動が非常に大きく、元本割れや想定を超える損失が生じる可能性があります。取引を行う際は、ご自身の判断と責任に基づき、最新の経済指標や政策発表、相場環境をご確認のうえ、十分なリスク管理を行ってください。
特に重要経済イベント(例:米CPI、FOMC、各国中銀の政策決定など)の前後は、市場が急激に変動する可能性が高いため、新規ポジションの建てやレバレッジ取引には十分ご注意ください。
要約 — EURUSDの見通し
時期 | 方向性予想 | 確信度 |
---|---|---|
短期(1週間) | やや下落バイアス → ただし戻しも注意 | 50–60% |
中期(1か月程度) | レンジ傾向~やや下目線優勢 | 55–65% |
理由を以下で説明するけど、「完全な下降トレンド」と断言できるほどの強い根拠は今のところチャート上には見えていない。ただし「下押しを試す余地」は十分ある。
ファンダ材料(イベント・マクロ要因)
トレードアドバイザーの指示に従って、まずは政策・統計などのファンダ面を洗う。
主要イベント・スケジュール
- ECBは 2025年10月30日 に政策決定(利率発表)を行う予定。 (European Central Bank)
- その前に、 “non-monetary policy meeting”(政策決定を伴わない会合)が 2025年9月24日 に入っている。 (European Central Bank)
- ただし、9月24日の会合は非モネタリー(利率変更を伴わないもの)なので、マーケットへの直接インパクトは限定的。 (European Central Bank)
したがって、このタイミングでは 政策サプライズ が出る可能性は比較的低い。ただし「声明文言」「ドラフト文書」などで多少の為替反応はあり得る。
マクロ・金融政策の流れ・センチメント
- ECBは 2025年6月に 利下げ を実施しており、利下げサイクルを継続するか停止するかが市場の焦点になっている。 (Reuters)
- 直近のECB決定では「据え置き」方針が打ち出されており、利下げ余地は後退したとの見方も出ている。 (フィナンシャル・タイムズ)
- ユーロゾーンのインフレや景気動向が鈍化すれば、ECB再利下げ圧力は内在する。ただし、米ドルや米国金利動向、リスクオフ要因(地政学、債券市場変動など)が大きく影響を与えやすい。
結論(ファンダ寄り視点)
今の環境では、ECBからの劇的なサプライズは起こりにくい。方向性を決定づけるトリガーとしての価値は限定的。ただ、重心がユーロ弱め(利下げ余地)に傾く可能性は残る。
テクニカル所見
チャート画像(H1ベースと高次足のMAやチャネルも描かれている様子)をもとに僕が目立つポイントを整理する。
採用できる根拠
- 下降チャネル
画像上に破線の白色チャネル(斜め下向き)が見える。このチャネルに沿って価格が下落を試す動きが出ている。
→ このチャネルを基準に戻り売りを考える余地あり。 - MA群の並び・クロス
複数MA(短期〜長期)が上から下へ重なっているか、上昇トレンドを否定するような形を取っている場面がある(特に中期MAを割っているかどうかに注目)。
→ 中長期MAを上抜けできなければ、下方向優位。 - 直近安値・下支え領域
ローゾーン(Low)が意識された価格帯があり、そこを基準に反発局面も見られている。
→ もしその下支えを割るなら下落加速の可能性。 - 反発局面での戻りの鈍さ
上昇しても勢いが出ずに上値を抑えられる場面が複数確認される。
→ 力強い上値抜けには警戒。
重要水準(ピボット、MA、チャネルなど)
以下はチャート画像とテクニカル常識から読み取れると思われる水準案(仮値として捉えてほしい)。
- PP/ピボット中立位置:1.1775 〜 1.1785 あたり
- 抵抗帯(上値ブレーキ):1.1805 ~ 1.1830(水準+チャネル上限)
- 支持帯・下値候補:1.1725 ~ 1.1750 あたり
- 長期MA位置:チャート上で太いMA(200など)あるいは黄色・赤の長期MAで支えを形成している可能性がある(1.1700近辺にもMAラインあり)
- チャネル上限下限:白線破線チャネルの上限近辺が上値限界、下限近辺が目安下支え
これらをもとに、戻り売りゾーン・押し目買い候補を割り出すことになる。
トレードプラン仮説 & リスク管理
以下は僕の仮設シナリオ。あなたの資金・リスク許容度に合わせてフィルターを通して使ってね。
シナリオA:戻り売り(優勢仮説)
- 条件:価格が抵抗帯 1.1805 ~ 1.1830 付近まで戻して(またはチャネル上限に接近して)抑えられる形を見せたら、売り方向を狙う。
- エントリー:1.1810 ~ 1.1820あたりで逆張りショート
- 利確目標:1.1750 ~ 1.1725あたり
- 損切り:抵抗帯上抜けなら 1.1840あたり(またはチャネルを明確に上抜けてしまったら撤退)
シナリオB:下押し割れ→加速ショート
- 条件:下支え帯 1.1725 ~ 1.1750 を明確に 下抜け したら
- エントリー:1.1720 ~ 1.1740あたりでブレイクショート
- 利確目標:1.1680~1.1650あたり(チャネル下限接近ライン/過去安値目安)
- 損切り:抜けた直上戻り(1.1760付近)でクローズ
シナリオC:押し目買い(逆張り・反発狙い。勝率低め)
- 条件:下支え帯 1.1725 ~ 1.1750 あたりで反発シグナル(ローソク足の強い反転、オシレーターの底示唆など)
- エントリー:1.1740 ~ 1.1750 付近
- 利確目標:1.1785 ~ 1.1805 あたり(ピボット or 抵抗帯付近)
- 損切り:下抜け続行なら 1.1700付近で損切り
リスク管理
- 取引回避ウィンドウ:政策発表時刻の ±30~60 分は新規ポジションは控える
- ポジションサイズ:口座残高の 1%程度を最大リスクに設定
- スプレッド拡大/ボラ変動警戒:リスクオフ時や要人発言時にはスプレッド拡大の可能性が高いから、通常時の半分ロットで運用してもよい
参照ソース一覧
- ECBミーティング日程(政策/非政策) — ECB公式カレンダー (European Central Bank)
- 各情報サイトのECB会合スケジュール整理(IG, FxDailyInfoなど) (IG)
- 最近のECB利下げ・据え置きの報道記事 (フィナンシャル・タイムズ)
結論 & 推奨エントリー案
僕が「勝率を高めに見積もって仕掛けるなら」次のような案を取ると思う:
- メイン仮説(戻り売り主体)
価格が 1.1805 ~ 1.1830 の抵抗帯に近づいたら ショート を狙いたい。ターゲットは 1.1750 ~ 1.1725。もしそこを割れてきたら(=シナリオB)次の下値(1.1680~1.1650)も視野。 - 逆張り手法(リスク大)
下支え付近 1.1725 ~ 1.1750 で反発を示す形が出たら ロング も小ロットで試す。ただし、下抜けに対する逆ポジションを必ず置く。 - 撤退条件
チャネル上抜け、または抵抗帯をブレイクして上昇優勢を示すローソクが出たらロング優勢方向に切り替える。
この戦略を使うなら、戻り売りを主軸にしつつ、「下抜けか反発か」の分岐点を慎重に見極めたい。チャネルを意識して戦略を立てておけば、負けにくい動きにはなると思う。
昨日の見通し結果考察
ショート戦略(戻り売り/最有力):1.1815–1.1835で売り → TP 1.1760 / 1.1705、SL 1.1865。
お見事!
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