本記事は、わたしが自作したMT5のインジケーターとChatGPTを組み合わせた独自のテクニカル+ファンダメンタル分析の結果となります。

関口
📢 注意喚起
本ページに掲載している内容は、公開時点のマーケットデータおよび公的発表情報、一般的なテクニカル分析手法を基にまとめたものであり、特定の銘柄・通貨の売買を推奨するものではありません。
暗号資産(仮想通貨)や外国為替取引は価格変動が非常に大きく、元本割れや想定を超える損失が生じる可能性があります。取引を行う際は、ご自身の判断と責任に基づき、最新の経済指標や政策発表、相場環境をご確認のうえ、十分なリスク管理を行ってください。
特に重要経済イベント(例:米CPI、FOMC、各国中銀の政策決定など)の前後は、市場が急激に変動する可能性が高いため、新規ポジションの建てやレバレッジ取引には十分ご注意ください。
要約
時期 | 方向性予想 | 確信度 | 主な理由 |
---|---|---|---|
短期(~1週間) | レンジ〜やや弱気(下降の可能性あり) | 約 60% | GBP に対するインフレ・債務コスト懸念、USD の利下げ期待とのギャップ。チャネル抵抗・移動平均線付近で跳ね返される可能性。 |
中期(~1か月) | 下目線(ただし反発の可能性もあるゾーンあり) | 約 70% | BOE の利上げ余地はほぼ織り込まれており、成長見通しと財政見通しが慎重。USD 側の政策の方が動く可能性大。 |
ファンダ材料(日時/JST・ソースリンク・想定インパクト)
日時 | 材料 | 想定インパクト |
---|---|---|
2025-09-18(JST) | BOE(イングランド銀行)利上げなし、政策金利 4% の維持。資産(国債)売却ペースを「1000 億ポンド → 700 億ポンド」へ減速。(Reuters) | GBP にとってややネガティブ。政策引き締め期待が後退 → 長期的な上昇モメンタムが抑えられる。USD との相対関係で GBPUSD の伸び悩み要因。 |
最近 | 英国のインフレ率(Headline / Core)が 3.8% 前後で、目標(2%)をかなり上回る。(AP News) | BOE がすぐに利下げできないことを示唆 → 利回り差(UK と US)の維持または拡大。それが GBP をサポートする可能性もあるが、期待先行で剥げるリスクも。 |
最近 | 英国の借入額が予想を超えて伸びており、財政・歳出面でのリスクが増大。(ガーディアン) | 長期・政策リスクの観点で GBP の重しに。投資家心理悪化要因。 |
最近 | OECD の予測で、UK の 2025 年インフレは G7 内で最も高くなる見込み。(ガーディアン) | インフレ抑制へのプレッシャーが BOE にあり、利下げや緩和の手を急げない → 「利回り/期待の失望」が GBPUSD を下押しする可能性。 |
テクニカル所見(採用/不採用の根拠つき)
画像から読み取れる主なテクニカル構造:
- チャネル(下降チャネル)
上値が切り下がるチャネルラインがあり、現在そのチャネル上限近辺。跳ね返される可能性あり。 - 移動平均線群(MA)
複数の MA(おそらく H1, H4, D1)の抵抗線として機能中。価格はこれらの MA を上抜けできずに停滞 or 小反落している様子。 - 一目雲
価格が雲近辺、あるいは雲の上限・下限で抑えられたり押し戻されたりするゾーンあり。雲の内部から上抜けできていない。 - ピボットやサポート/レジスタンスゾーン
直近安値/サポートライン(画像の黄・青の太線あたり)が意識されており、下抜けると下落加速の可能性。 - ボラティリティの低下傾向
レンジらしき動きが継続しており、上下どちらかにブレイクした時の動きが大きくなる予感。
採用する所見:
- 上記チャネル抵抗・MA が跳ね返しポイントとして強い。
- 直近サポートを割り込むと下落トレンド再開の可能性。
- ブレイクアウト狙いならチャネル上限突破が鍵。
重要水準
(チャート+推定から)
種類 | 水準 |
---|---|
抵抗(レジスタンス)候補 | 1.3560〜1.3600(チャネル上限、移動平均群および前高値ライン近辺) |
ブレイク上抜けターゲット | ~1.3650 付近(もし上抜け加速あればチャネル外の次のゾーン) |
サポート候補 | 1.3450〜1.3420(直近安値ライン、チャネル下限近く) |
ブレイク下抜けターゲット | ~1.3350〜1.3300(サポートを破れば次の下のサポート帯域) |
移動平均 重要 MA | D1/MA200(かつ長期のレジスタンス)/H4/H1 MA20-50 が抵抗帯を形成中 |
トレードプラン仮説(if-then) & リスク管理
状況 | エントリー仮説 | 利確・損切り目安 |
---|---|---|
シナリオ A:上抜け狙い | もし GBP/USD が チャネル上限 + H4/D1 移動平均群 をしっかり上抜け → ロングを検討(小ロット) | 利確:1.3600~1.3650、損切り:直近レジスタンス turned support またはチャネル上限近辺を割ったところ(おそらく 1.3500 付近) |
シナリオ B:戻り売り狙い | 今の上値近辺、レジスタンス帯に接近して反転のサインが出ればショート | 利確:サポート帯(1.3450〜1.3420)、損切り:1.3600 近辺(レジスタンス突破で損失限定できる) |
シナリオ C:下抜け加速狙い | もしサポートの 1.3420 を明確に割ればチャネル下限までの下落期待 | 利確:1.3300 前後、損切り:サポート割れ直後戻しをレジスタンスとして。1.3450 近辺で損切り設定を考慮。 |
リスク管理:
- 重要なファンダ発表・政策発表の前後 ±30~60 分は新規ポジションを取りにくくする。
- ポジションサイズは総資金の 1% 以内に抑える。
- スプレッド拡大・ボラティリティ急変時はポジションを小さく、損切り幅を余裕持たせる。
- 常にストップロス入れる。
結論
現時点では、GBP/USD は レンジ帯でのもみ合いが継続する可能性が高く、上に飛び出すなら 1.3560〜1.3600 を越えてくるかが試金石。一方で、1.3420 あたりサポートが破られれば、中期で 1.3300 台までの下落リスクあり。上昇を狙うなら慎重に「証拠(上抜け・勢い)」を見てから。下降を狙うなら戻りを売る戦略が現実的。
昨日の見通し結果考察
レンジ相場でしたね。私的にはエントリーポイントはありませんでした。
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