本記事は、わたしが自作したMT5のインジケーターとChatGPTを組み合わせた独自のテクニカル+ファンダメンタル分析の結果となります。

関口
📢 注意喚起
本ページに掲載している内容は、公開時点のマーケットデータおよび公的発表情報、一般的な分析手法を基にまとめたものであり、特定の銘柄・通貨の売買を推奨するものではありません。
暗号資産(仮想通貨)や外国為替取引は価格変動が非常に大きく、元本割れや想定を超える損失が生じる可能性があります。取引を行う際は、ご自身の判断と責任に基づき、最新の経済指標や政策発表、相場環境をご確認のうえ、十分なリスク管理を行ってください。
特に重要経済イベント(例:米CPI、FOMC、各国中銀の政策決定など)の前後は、市場が急激に変動する可能性が高いため、新規ポジションの建てやレバレッジ取引には十分ご注意ください。
要約(銘柄別短期/中期の方向性予想と確信度)
- 銘柄:USD/JPY
- 短期(〜1週間以内):レンジ〜やや下落方向。抵抗ライン(約 148.20-148.80)付近を上抜けず、147.50-148.30 の間で上下する可能性が高い。確信度 60%
- 中期(〜1か月程度):円高圧力が強まる見通し。政策スタンスの日銀のハト派抑制と、米利下げ期待/米インフレ次第で、147を割って 146.50〜146.00 近辺までの下落余地。確信度 70%
ファンダ材料(日時/JST・ソースリンク・想定インパクト)
日付・時間(JST換算) | 内容 | 想定インパクト(USD/JPYに対して) |
---|---|---|
2025年9月19日:BOJ政策決定後 | 日銀が利上げは見送ったが、ETF/REIT の売却を含む資産縮小(アンワインド)を始めると発表。理事の一部は利上げを望む異議。 (Reuters) | 円高圧力。市場に「日銀も緩和を縮小する方向」という期待を与え、ドルと円の金利差縮小の可能性が強まる。USD/JPYの上昇余地を抑える要因。 |
最近:日本の与党内部の発言 | Hayashi 氏(有力な首相候補)が、円安をあまり気にせずインフレ抑制重視、日銀の緩やかな利上げ支持スタンスを確認。 (Reuters) | 将来の政策期待に円が強含む可能性。ドル買いよりも円の見直しが進む材料。 |
今月中(書類スケジュール):米CPI予想リリース | 米国の消費者物価指数(CPI YoY/MoM)の発表予定(9月11日実績、次は 10月中旬予定)など。 (EBC Financial Group) | 予想を上回ればドル買い一時的に強まるが、全体トレンドには限定的影響。予想を下回ればドル売り・円高圧力強。 |
テクニカル所見
指標・パターン等 | 状況 | 考察 |
---|---|---|
抵抗ライン(過去の高値+トレンドライン+移動平均線) | チャート上で、148.20-148.80付近に強めの抵抗帯がある。価格がそのゾーンで跳ね返されるシーン複数。 | 上抜けにはそれなりのエネルギーが必要。強いレジスタンスと見ておいた方が安全。 |
移動平均線群の位置関係 | 中期移動平均(例えば H4/日足の MA50/MA100/MA200)が価格を上方から抑えている。短期 MA はやや上昇試みながらも戻される動き。 | これらは上昇の抑制要因。これを無視して上がるならファンダメンタルかサプライズが必要。 |
RSI / オシレーターの過熱感 | オーバーボート(買われ過ぎ)圏に近づいたり、反転の兆しを示すダイバージェンスなどが複数時間足で見られる。 | 短期には売り戻しリスク。反転・調整の可能性を軽視しない方がいい。 |
サポートライン・過去の安値 | 約 146.50-147.00 に複数のサポートライン。これを下抜けすると次のサポートは 146.00 近辺。 | 下落時のターゲットおよびストップ価格の目安になる。 |
重要水準
以下はチャート上での読み取りからの主要な価格水準および技術指標:
種類 | 水準・状況 |
---|---|
レジスタンス (R1, R2 等) | 約 148.20-148.80 領域が強い上値抵抗。148.80 が心理的節目。さらに上は 149.50 前後が過去の反応ポイント。 |
サポート (S1, S2 等) | 147.50 が直近サポート候補。これを割ると 146.80-146.50、さらに 146.00 が視野に。 |
移動平均線 | 日足/H4 の MA200/MA100 がレジスタンス~近辺で抑えに来ている。短期 MA(20/50 etc.)は上昇トレンドを試すが、抵抗帯の前で抑えられ傾向。 |
一目の雲(日足) | 現在、価格は雲の下〜雲の縁付近を推移中で、雲を明確に上抜けていない。雲上での推移が見られなければ上昇継続には慎重になる必要あり。 |
MACD/ゴールデンクロス・デッドクロス | 短・中期足で MACD のヒストグラムが減少してきており、ある時間足(例 H1/H4)でゴールデンクロスの勢いが弱まってきている。デッドクロス示唆の動きあり。 |
トレードプラン仮説(if-then)&リスク管理
以下は実践向きの戦略スケルトン。自分のリスク許容度/口座サイズに合わせて調整してね。
戦略 | エントリー条件 | 利確目標 | ストップロス設定 | コメント・リスク管理 |
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ショート狙い(上値を抑える反転狙い) | 価格が 約 148.50-148.80 の抵抗ゾーンにタッチ+反転シグナル(例ローソク陰線形、RSI ダイバージェンス、MACD がヒストグラム減少)出現 | 147.20-147.50 あたり(中期サポート層) | 抵抗ゾーン上方に少し余裕を持たせて 149.10-149.30 付近(損失限定) | 高影響な米指標発表前後は新規ポジションは控える。ポジションサイズは口座残高の 1%〜2%以内が望ましい。 |
ロング狙い(調整後の戻り・反発狙い) | 価格が 約 146.80-146.50 のサポート帯に接近+反転シグナル(強めの買い圧が見える、ローソクのピンバー等)出現 | 147.80-148.20 あたり(中間の抵抗ゾーン) | サポート帯を割ったところ、145.80-146.00 あたり(損切ライン) | 円高入りや米指標悪化などイベントリスク大。ストップは必ず入れる。ボラティリティ急上昇に注意。 |
レンジトレード | 147.50〜148.50 の中で上下の端での反転を狙う | レンジの反対側端(例えば 147.50 なら 148.30、148.50 なら 147.70) | レンジ幅の 1/3〜1/2 以上外へ動いたら脱出する設計 | 予想外のブレイク(上または下)に備える。指標発表(CPI, FOMC, BOJ ステートメント等)の前後はレンジ幅が拡大することあり。 |
参照ソース一覧
- Reuters: BOJ keeps interest rates steady, decides to start selling ETFs. (Reuters)
- Reuters: BOJ to unwind ETF holdings as split board signals hawkish shift. (Reuters)
- Reuters: Japan PM contender Hayashi backs BOJ rate-hike strategy. (Reuters)
- U.S. Bureau of Labor Statistics: CPI release schedule. (労働統計局)
- Investing.com: U.S. CPI YoY / MoM data. (Investing.com)
結論
USD/JPY は現在、「上値抑制」「円高圧力」の材料が優勢。短期では抵抗帯付近での戻り売りを警戒し、中期ではサポートを試す展開になる可能性が高い。もし私なら、現時点ではロングよりもショートまたはレンジ内の逆張り狙いを重視する。ロングを狙うなら、サポートゾーンへの明確な反発シグナルを確認できたときのみ。
昨日の見通し結果考察
戦略 エントリー条件 利確目標 損切り設定 ロング反発狙い 147.20付近で支持反応+ローソク足/出来高など反転サイン(短期 MA の支持など) 148.30–148.50(上値抵抗付近) 146.80~146.50 (サポートを割ったら損切り) ショート/戻り売り狙い レジスタンス近辺(148.30–148.50)で売り圧確認。あるいは強い上昇が失速したとき。 147.20 → 146.50 ゾーン 149.00 を超えたらヘッジ or 損切り
バッチリこの戦略に沿った動きをした模様。
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