本記事は、わたしが自作したMT5のインジケーターとChatGPTを組み合わせた独自のテクニカル+ファンダメンタル分析の結果となります。

関口
📢 注意喚起
本ページに掲載している内容は、公開時点のマーケットデータおよび公的発表情報、一般的なテクニカル分析手法を基にまとめたものであり、特定の銘柄・通貨の売買を推奨するものではありません。
暗号資産(仮想通貨)や外国為替取引は価格変動が非常に大きく、元本割れや想定を超える損失が生じる可能性があります。取引を行う際は、ご自身の判断と責任に基づき、最新の経済指標や政策発表、相場環境をご確認のうえ、十分なリスク管理を行ってください。
特に重要経済イベント(例:米CPI、FOMC、各国中銀の政策決定など)の前後は、市場が急激に変動する可能性が高いため、新規ポジションの建てやレバレッジ取引には十分ご注意ください。
要約
- 短期(〜1週間):
115,000(日足MA8・サポート)を軸にしたレンジ反発局面。利下げ期待が下支え → 上値は116,700〜117,800(R1〜R2)で一旦抑えられる可能性大。
方向性:上昇トライ、確信度 65%。 - 中期(〜1か月):
Fed利下げ開始(年内あと2回見込み)がBTCにプラス材料。だがインフレ指標の不確実性が強く、三角持ち合い型レンジを維持しやすい。ブレイク方向次第で 12万ドル台回復 or 11.2万ドル再テスト。
方向性:レンジ上抜け優勢、確信度 55%。
ファンダ材料
- FOMC(9/16–17開催)
- 政策金利を**0.25%利下げ(4.00–4.25%)**に引き下げ
- SEPでは年内あと2回の利下げ見込み
- パウエル議長は「労働市場の弱さ」を強調
- 出所: Investopedia, Principalam
- インパクト:BTCなどリスク資産にポジティブ
- 米CPI(8月分、9/11発表)
- 総合CPI前年比 +2.9%(予想一致)
- コアCPIはなお強め → インフレ粘着性残存
- 出所: Investing.com
- インパクト:次回(10/10発表予定)のCPIが重要分岐点
- 次回注目イベント
- 米CPI:10月10日(21:30 JST予定)
- FOMC:10月28–29日
テクニカル所見
- 添付H1チャート(9/13〜9/20)に基づき確認:
- MA8(D1)≈ 115,000でサポート機能
- 20MAと50MAのGC(H1)出現 → 短期上昇シグナル
- MACD GC(H1・H4)進行中
- 一目雲(日足):価格は「雲内部 → 上限へ接近」
- ピボット:PP=115,900、R1=116,750、S1=114,950
- チャネル:回帰線は収束 → 三角持ち合い形成
重要水準
- サポート:115,000(MA8/D1)、113,250(S2)、111,950(S3)
- レジスタンス:116,750(R1)、118,300(R2)
- 日足雲:116,500〜117,000付近が上限 → 抜ければモメンタム加速
トレードプラン仮説(if-then)&リスク管理
- ロング戦略
- IF:115,900(PP)を維持
- THEN:116,750(R1)突破で117,800〜118,300トライ
- ショート戦略
- IF:115,000(MA8/D1)割れ
- THEN:113,250(S2)→111,900(S3)を目標
- リスク管理
- 高影響イベント(米CPI、FOMC):発表前後30〜60分は新規建て禁止
- 最大損失:口座残高の1%/トレード
- ボラ急騰(VIX/MOVE上昇時、要人発言時):ポジション半減
参照ソース一覧
- 添付H1チャート(BTCUSD 2025/09/13〜20)
- FOMC利下げ決定:Investopedia, Principalam
- 米CPI発表:Investing.com
- FOMC見通し:Reuters, Economic Times
結論
BTCUSDは FOMC利下げ開始を背景に下支えが強まりつつあるが、CPI次第で次の方向が決まる局面。短期的には116,700超えを試す「上昇トライ」、ただし115,000割れなら再び下落加速のリスクも残る。
✅ ポジティブ要素
- ファンダ面:FOMC利下げ開始=リスク資産に追い風。BTCには中期的な買い材料。
- テクニカル面:H1の20MA/50MAゴールデンクロス、MACDゴールデンクロス → 短期的な上昇バイアス確認。
- 下支え水準:115,000(D1のMA8)が効いているため、明確な損切りラインを置きやすい。
⚠️ 注意すべきリスク
- イベント前の不確実性:次回の米CPI(10/10)やFOMC(10/28–29)前は、予想外のサプライズで急変動が起きやすい。
- **雲の上限(116,500〜117,000)**が重く、ブレイクできなければ「戻り売り」に押される可能性あり。
- BTC特有の流動性リスク:ETFフローやドルインデックス(DXY)の変動に左右されやすい。
📌 トレード実行するなら
- 短期ロング戦略(優位性あり)
- エントリー:115,900〜116,000
- 利確目安:116,750(R1)、突破すれば117,800〜118,300
- 損切り:114,900(S1割れ)
- リスクリワード ≈ 1:2 以上
- 逆に115,000を明確に割れたらショート転換(S2=113,250、S3=111,900が狙い目)。
- ポジションサイズ:口座残高の1%リスク以内(イベント週は0.5%まで縮小すると安全度アップ)。
つまり今のBTCUSDは「やや買い優位」だけど、雲上抜けを確認してから強気にロング、115,000割れなら即撤退という「if-then型」管理が前提。
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