PageSpeed Insightsは、Googleが提供するウェブページの表示速度とパフォーマンスを分析するツールとして有名です。
主な機能としては下記があります。
- ページの読み込み速度の評価
- 改善点の提案
当サイトも定期的に本ツールでサイト評価をしています。

ほとんど管理人の趣味のようなものです。
そんなことより、記事を増やすべきなのは承知の上、どうしても気になってしまうのは、管理人の性格のようです。
数か月前から、結果の項目がかわったようで、当サイトも突然、「強制リフロー」という指摘がでるようになりました。
いろいろ試行錯誤して解決に至ったので、そのお話を記事にします。
当サイトについて
当サイトは、wordpressでテーマは、「cocoon」を使っています。
強制リフローの原因
強制リフローとは、Webブラウザがページのレイアウトを再計算する必要がある状況を指します。強制リフローが発生すると、サイトのパフォーマンス低下の原因になる可能性があります。
これは、DOM(Document Object Model)やCSSの変更によって、ブラウザがページの表示を更新しなければならなくなるときに発生します。
つまり、javascriptで「要素のサイズや位置を取得」、cssで「スタイルを変更(例:width = “100px”などを個別指定)」が多いと発生する可能性があるということになります。
当サイトでは、テーマ「cocoon」の機能で「高速化」という設定があります。
「高速化」で、CSSとjavascriptの縮小化を利用していました。
試行錯誤の結果、上記が逆に「強制リフロー」を引き起こす原因であることが特定できました。
原因究明をする際、一度、「高速化」でCSSとjavascriptの縮小化のチェックを外して、PageSpeed Insightsでチェックをすると、見事、「強制リフロー」の指摘が消えていました。
対策
当サイトでは、下記を実施して「強制リフロー」の指摘を改善できました。
- 「高速化」でCSSの縮小化については、一部のパスを除外
- 「高速化」でjavascriptの縮小化はチェックを外す
実際の設定は下記のとおりです。

現在の状況



以上です。閲覧ありがとうございました。
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