ホームページの実行環境を移行しました。
今までは、WordPress専用クラウド型レンタルサーバー『wpX Speed』を使っていました。
新しい環境は、GMOインターネットグループ 超高速VPS ConoHaになります。
この記事では移行した理由、新しい環境のメリット、デメリットを記載しています。
移行した理由
今まで利用していたサービスは、個人的には下記の点がもう一歩だと感じていました。
- ホームページの表示に少しのラグ(表示待ち)が発生する気がする。
- 決まったphpのバージョン、データーベースの種類とバージョンしか選択できず、最新バージョンの利用、使用するデーターベースの種類変更などができない。
- プラグインとの相性があり、利用したくても利用できないプラグインがある。
とはいえ、普通にホームページを作って、がっつりとカスタマイズをしないのであれば、今までのサービスで問題ないと思っています。
むしろ、今までのサービスのほうが安定しているし、使い勝手も良かったと思います。
ただ、僕は【安定】より【チャレンジ】をしたいほうが優ってしまったので、日々調査、研究をしている中で、たまたま別のサービスに出会ってしまったのです。
ConoHaにした理由
理由はいくつかあります。
価格が安い
サービス名 | 価格 | 備考 |
---|---|---|
wpX Speed | 1320円 | スペックは、w1 ディスク:200G (SSD) メモリ:2G コア数:2 |
conoHa | 657円 | ディスク:100G (SSD) メモリ:2G コア数:3 現在キャンペーン中で、3年契約をすると、3年間月額が67%オフになります。3年後は、通常価格 2,033円に戻ります。(予定) |
3年間という限定的な期間ですが、今の半額くらいの値段で利用可能!
カスタマイズ性が高い
このあたりはChatGPTさんに説明してもらいます。
読んでいただければ、wpX Speedを使っていて、もう一歩と感じていたことが、VPSで解決できそうなことがわかるかと思います。
レンタルサーバ(Shared Hosting)とVPS(Virtual Private Server)は、ウェブホスティングサービスの種類であり、それぞれ異なる特性を持ちます。
- 共有ホスティング(レンタルサーバ):
- 複数のウェブサイトが1つの物理サーバーを共有する形式です。
- リソース(CPU、メモリ、ストレージ)を他のユーザーと共有するため、コストが低く抑えられます。
- 一般的に、管理が容易であり、技術的な知識が必要ありません。
- レンタルサーバは、小規模のウェブサイトやブログ、個人のポートフォリオサイトなどの用途に適しています。
- VPS(仮想専用サーバ):
- 物理サーバーを仮想化して複数の独立した仮想サーバーに分割します。
- ユーザーは自分の仮想サーバーに独立したリソースを割り当て、他のユーザーとリソースを共有しません。
- ユーザーはルートアクセス権を持ち、OSの選択や設定を自由に変更できます。
- パフォーマンスやセキュリティの点で、共有ホスティングよりも優れています。
- 大規模なウェブサイトやアプリケーション、複雑なオンラインビジネスなど、高いパフォーマンスと柔軟性が必要な場合に適しています。
要するに、レンタルサーバは低コストで簡単に利用できる一方、VPSは高いパフォーマンスとカスタマイズ性が求められる場合に適しています。選択は、ウェブサイトやアプリケーションの要件、予算、技術的な知識などによって異なります。
chatgpt
基本的にはレンタルサーバよりVPSのほうが値段は高くなります。
しかし、conoHaは、今まで使ってたレンタルサーバの半額で利用でき、もう一歩と感じていたことも解決できる可能性があるため、僕としては飛びつかない理由がなかったです。笑
まさか、契約して実際に実行環境を移行した2日後に、ホームページが動かなくなるという障害に陥るとはこの時のわたしは知る由もありませんでした。。。
今は解消できたし、その分の経験もつめたので、僕としては、よい出来事でした。
ConoHaのメリット・デメリット
メリット
なんといっても、自由なカスタマイズができることが、最大のメリットだと思います。
wpX Speedはwordpress専用なのでwordpressとメールサーバの設定、すこしのDB操作しかできませんが、conoHaは、OSの選択から、導入するアプリまで自由なのでwordpressにとどまらず、いろいろなこと実現できる可能性を秘めています。
また、体感ですが、wpX Speedのときのホームページ表示より、conoHaのときのホームページ表示のほうが早く感じました。個人的には、wpX Speedのときのホームページの表示に少しのラグ(表示待ち)があったのが解消された気がします。
※テーマやwordpressの設定内容など、全て同じにしています。
いちお、Googleのサイト評価のページでチェックしましたが、評価も向上していました。
wpX Speedのとき
conoHaのとき
デメリット
OSの選定や、OSのセットアップ、Wordpress関連のツールなど、すべて自分で実施する必要があります。また、利用環境のアップデートなども自分自信で実施する必要があるので、ある程度の基礎知識が必要になってきます。
このため、このような作業に抵抗感がある人には向いていないと思います。
ただ、ConoHaは、初期セットアップで、Wordpressをインストールした環境で始められるようなので、完全に1から頑張る必要性はないのかもしれません。
本当は、僕もwordpressのテンプレートを使うつもりだったのですが、なぜかうまくできず、OSだけ選んで、あとはすべて自分で必要なものを揃えました。
日本で解説している記事があまり見当たらず、海外のサイトを参考にして構築しました。
なので、近日、構築に関する記事も書く予定です。
wpX Speedのメリット・デメリット
メリット
一番のメリットは、chatgptもまとめてくれていますが、低コストで簡単にホームページが作成できることだと思います。また、基本的には、日々の環境周りのメンテンスも不要であり、ホームページの実行環境としても安定していることだと思います。
中でも、wpX Speedは、他のレンタルサーバと比べても、低コストで速い部類だと思っています。
デメリット
ホームページの実行環境をカスタマイズして、自分好みの環境を作りたい場合、ホームページの表示速度を早くしたいなど、環境をよりよくしたいというような願望がある方には、カスタマイズ性は低いので、デメリットになると思います。
それ以外の方については、デメリットはないと思います。
移行後の感想
記事を書いていて、おそらく読者は、「レンタルサーバのほうがよいわ」と思われる方のほうがよいのではないかと感じております。仮にわたしが、ホームページの作成を依頼された場合は、レンタルサーバをお勧めすると思います。
また、別の記事で書きますが、移行して体感的にも、ホームページの性能が上がったことを実感した矢先に、ホームページが表示できなくなる障害が発生しました。
障害解消まで、約半日を費やしてしまいましたが、結果、だいぶOSの仕組み、Wordpressの実行側の環境を理解できました。VPSの洗礼だと思って受け入れ、今後もconoHaを利用していきたいと思っています。
個人的には、大満足な環境に移行ができました。
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